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レインボーファン

学名:Selaginella uncinata
別名:コンテリクラマゴケ
科・属名:イワヒバ科・イワヒバ属(セラギネラ属)
原産地:中国南部
分類:常緑多年草
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:嫌う
日照:明るい日陰
耐陰性:あり


レインボーファンの写真

レインボーファン2
クッションモスと同じ仲間です。クッションモスほど夏の暑さと蒸れに弱い事はありませんが、こちらもやや苦手のようです。秋と春の涼しい時期によく生育して、冬でも室内が暖かいとよく生育します。葉の色がエメラルドグリーンと美しく、光のあたり具合で葉の色が変わるので、レインボーファンと呼ばれています。耐寒性に強く、日陰で育てられるのも魅力です。

レインボーファンの育て方

置き場所

明るい日陰を好みますが、11月から3月頃の日差しの弱い時期はレースカーテン越しの日光にあてた方がよく育ちます。夏の暑さに弱いので、夏は出来るだけ風通しの良い涼しく明るい日陰で育てます。耐寒性は0度以上と強く、冬は室内の暖かく日当たりのよい場所で育てると、冬でも生育します。右は夏の育て方に失敗してほとんど枯れていましたが、冬に暖房の効いた暖かい部屋で育てているとまた葉を伸ばしてきました。(つまようじは茎の誘引のためです)
2008/2月上旬
4月下旬から10月 戸外、室内の明るい日陰で育てます。
11月から4月中旬 室内などの明るい日陰からレースカーテン越しの日光。最低温度は0度以上で管理します。

水やり

年間を通じて鉢土の表面が乾く前に与えます。水を好むので、水切れには注意してください。冬は日当たりのよい暖かい室内でもよく生育するので、生育するようなら普通に水やりしてかまいません。生育温度がない場合はやや乾燥気味に管理しますが、水は切らさないようにします。空中湿度を好むので、葉水を与えながら育てます。

植え替え

根詰まりで鉢の底から根が出たり、根が痛んで新芽の伸びが悪かったり、植え替えを2年以上していない株は植え替えをします。時期は4月から5月頃が理想的ですが、秋の10月頃にも行えます。用土は腐葉土4、ピートモス3、パーライト3ぐらいか、市販されている観葉植物専用の土にピートモスを2ぐらい混ぜてもよいと思います。

肥料

春と秋に薄めの液体肥料を与えます。冬も暖かくてよく生育する場合は与えます。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

増やし方(株分け、挿し木)


レインボーファンの挿し木
株分けと挿し木で増やす事ができます。時期は4月から5月頃、秋の9月下旬から10月中旬頃に行うのが理想的です。気根が出るので、それを土に埋めて挿せば比較的簡単に行えると思います。写真は秋にオアシスミニベッド挿し木用というのに挿し木していたら発根したものです。その他は、挿し木のページをご覧ください。
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