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サンスベリア

学名:Sansevieria
別名:サンセベリア、トラノオ(虎の尾)
科・属名:リュウケツジュ科・サンセベリア属
原産地:熱帯アフリカ
分類:常緑多肉植物
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:あり
花言葉:永久、不滅
通販:楽天市場にあり


サンスベリア・ローレンティ

サンスベリア・ハニー

シロシマチトセラン

サンスベリアと花

サンセベリア・ローレンティー コンパクタ

アツバチトセラン(サンセベリア・トリファスキアタ)
サンスベリアはアフリカ南部からアジア南部の熱帯地域に生息しています。葉模様が美しくエキゾチックな感じのするとても魅力的な観葉植物です。60種類ぐらいがあり虎模様をしたものが多いのでトラノオという別名もあります。葉の形は広い葉をしたものや細長い葉をしたものなと、高さは大体30cmから1mぐらいのものが多いですが、小型でかわいい高さ10cmから20cmぐらいのハニーというのもあります。マイナスイオンを多く放出する事でも知られ、これを目的に購入している人も多く、中でもスタッキーという種類は他と比べマイナスイオンを多く放出するそうです。寒さに弱いのを除けば、丈夫で育てやすいです。

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所
室内の日向(10度以上) 日向 強い日差しは避ける 日向 室内の日向
植え替え・株分け
植え替え・株分け
葉挿し
葉挿し
肥料
肥料
鉢の水やり
控えめ 鉢土の表面が白く乾けば与える 控えめ

サンスベリアの育て方

置き場所

日当たりのよい所を好みますが、耐陰性があり多少日当たりの悪い所でも育てる事ができます。室内ではできるだけ日の当たる窓際に置くのがよいですが、夏になると日差しが強すぎて葉が黄色く焼ける事があるので、レースカーテン越しの日光に当てたり、午前中の弱い日光が当たるような所で育てます。日当たりのよい部屋がない場合は、窓際のできるだけ明るい所に置くようにします。冬の寒さに当たると枯れてしまうので、戸外へ置いているものは室内へ入れ、室温が10度以上ある暖かい部屋に置きます。もし室温が10度以上を保てる場所がない場合でも、冬の管理方法の所を行えば容易に越冬します。
5月から10月上旬 室内または戸外の日当たりのよい所(夏の強い日差しは避ける)
10月中旬から4月 室内の日当たりのよい所。最低温度は10度以上で管理。10度以下では暗室で越冬

水やり

春から秋の生育期は、鉢土の表面が白く乾いてから与えます。冬は室内へ入れ、室温によって水やり方法が異なります。室温が10度以上ある場合は、鉢土の表面が完全に乾いて更に3日ぐらいしてからの水やりにして乾燥気味にすればよいです。室温が10度以上を保てない場合は、冬の管理方法の所を行えば容易に越冬します。

肥料

肥料を好みます。5月、7月、9月に緩効性の化成肥料や固形油粕などを置き肥するとよいです。肥料切れさせないよう、植え替えの時に元肥としてマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んでもよいです。葉色が悪くなってしまったら液体肥料を追肥するとよいです。肥料を多く与えるとよく育つ性質がありますが、あまり与え過ぎると根が痛む事があるので注意してください。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

植え替え、植え付け

植え付け(2005/6)

裸苗

植え付け

植え付け終了
植え替えは2年に一度を目安に行います。もし鉢底から根が出ていたら根詰まりしているので、この場合は毎年でも行うようにします。時期は5月から6月頃に行うのが理想的ですが、8月頃まで行う事が出来ます。用土は観葉植物専用の土、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらいでよいです。肥料を好むのであれば元肥にマグァンプK(中粒)などを混ぜ込むとよいです。根鉢の周りを軽く壊して一回り大きな鉢に植えたり、鉢を大きくしたくない場合は株分けして植え替えます。裸苗だけを売っている事があるので、購入したらすぐに鉢に植え付けるとよいです。草丈が高いものは植え付け後に傾いてしまう事があるので、支柱で支えたり紐で括って傾かないようにして、根着いたら取り除くとよいです。作業後は長時間直射日光に当てると葉が痛む事があるので、1週間ほどあまり直射日光の当たらない明るい所に置いてから日に当てるとよいです。

増やし方

株分け

地下茎から子株が発生してよく増えるので、植え替えの時に切り分けて容易に増やす事が出来ます。大まかに二つに分けたり、細かく分けて好みの数を鉢に植えてもよいです。もし増え過ぎて余ってしまったら、鉢植えの寄せ植えの素材にする事もできます。戸外に寄せ植えしたものは冬の寒さに当たると枯れてしまうので、10月頃になったら掘り起こし、そのまま新聞紙で包み、室内の暖かくならない5度ぐらいの日陰で越冬させる事もできます。
大まかに分けて植えました 細かく分ける事もできます 寄せ植えに

葉挿し

葉を切って土に埋める事で芽が出てきます。行う時期は5月から8月頃まで行えます。方法は長さ10cm間隔ぐらいに切って、切り口を乾かして上下を間違えないように赤玉土などに挿します。直射日光には当てないよう日陰で管理して芽が出るまでは土を乾かさないようにします。新芽が伸びてきたら親の葉は取らずそのまま鉢に植え付けます。芽が出るまでには3ヶ月から半年ぐらいかかります。
葉挿し

5月

10月(芽が出た)

10月(定植前)

冬の管理方法

冬の寒さが苦手で、室温が10度以下の環境で水を与えると葉が倒れて枯れてしまう事があります。冬は暖房の効いた10度以上の暖かい部屋で育て、水やりは鉢土の表面が白く乾いて更に3日ぐらいしてからと控え目に与えるようにします。多肉植物で葉に水を蓄えるので、乾燥には強く水切れの心配はあまりないです。もし10度以上を保てる部屋がない場合でも、以下の方法を行えば安全に越冬させることができます。

○安全な越冬方法1

方法は11月から4月まで水は一切与えず用土を完全に乾かし、温度差の少ない5℃ぐらいの真っ暗な押し入れなどで越冬させるという簡単なものです。春になって最低気温が10度を下回らなくなる5月上旬になったら明るい所に置きます。水やりは初めからたっぷりと与えず、初めは鉢底から水が出ないぐらい控えめにし、徐々にたっぷりと与えるようにします。他に下記の方法もありますが、こちらの方が簡単でよいと思います。

○安全な越冬方法2

  1. 秋の10月中旬から完全に水やりを止め、土を完全に乾かします。
  2. 完全に乾いたら抜いて軽く土を取り除きます。
  3. 株に光が入り込まないよう、完全に新聞紙で包むか、ダンボールの中に入れて、温度差が少なく暖房の届かない、5℃ぐらいの真っ暗な押し入れなどに入れて越冬させます。乾燥に強く半年ぐらい水を一切与えなくても大丈夫です。

 春になったら

  1. 4月下旬頃の最低気温が10度を下回らなくなったら、押し入れなどに入れていたものを取り出します。葉が水不足で多少シワがある事がありますが、その後の水やりで徐々に回復します。
  2. 鉢に植え付けますが、水は一切与えません。腐葉土の湿った程度なら大丈夫です。
  3. 明るい日陰で一週間ぐらい慣らせてから水を与えます。その後の水やり間隔は、土の表面が乾いてから5日ぐらいして水を与えるようにして、徐々に水やり間隔を短くして、通常の水やりに戻します。

花を咲かせる

何年たっても花が咲かない場合は、園芸店にジベレリンという開花などを促進する薬剤が売られているので、水で薄めて霧吹きで葉に散布すると花が咲く事があります。写真は5月に濃度を200ppmに薄めて散布してみると6月に花茎が伸びて7月上旬に花を咲かせたものです。濃度の調節は説明書の通りに水で薄めるだけなので難しくはないです。花茎が出てきたら出来るだけ日光に当てて花を咲かせます。夜開性で夕方から夜にかけて2、5cmぐらいの白い花が花茎の下から咲き始め、1週間ぐらいかけて上へと咲きます。花は甘いのか蟻が集まり芳香もあります。
花茎 開花

6月上旬

6月下旬

7月上旬 19時

アップ

病気や害虫など

葉の根元が白くなる

冬の水の与え過ぎによる根腐れです。ほぼ回復は望めず、その後は腐れて倒れてしまいます。10度以下の環境では水を一切与えないようにします。

葉が伸びない

葉の先端が痛むと葉が伸びなくなります。植え替えなどで痛めないよう、先端が傷つかないように気をつけてください。もし、葉が痛んでいないのに伸びないのは、日照不足か肥料不足の可能性があります。
関連リンク