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シマトネリコ学名:Fraxinus griffithii別名:タイワンシオジ 科・属名:モクセイ科・トネリコ属 原産地:沖縄、台湾、中国、東南アジア、インド 分類:常緑〜半落葉中高木 寒さ:やや弱い(氷点下3度以上) 暑さ:強い 日照:日向 耐陰性:あり 樹高:15m〜20m 花径:約 3mm 用途:庭木、鉢植え 通販:楽天市場にあり ![]() |
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![]() 花の蕾 |
![]() 実 |
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シマトネリコは沖縄や東南アジアなど熱帯から亜熱帯の山地に自生している樹木です。光沢のある羽状複葉は夏に涼しげで人気があり、比較的寒さに強く日本の関東以南では庭木や街路樹として植えられる事があります。関東以南の中でも比較的暖かい地域では常緑樹ですが、そうでない地域では半落葉樹になります。また関東以北の寒い地域でも鉢植えにして観葉植物として飾られる事もあります。小さな小花が6月頃に沢山咲いて、秋になるとへら状の小さい実が沢山成ります。性質は強健で、庭木として植えて育てるのは容易です。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シマトネリコの育て方育てるポイント寒さは氷点下3度ぐらいは耐えるので、関東以南では庭木として植える事ができます。寒い地域では観葉植物として鉢植えにできます。場所は日当りの良い所が適していますが、半日蔭の所でも育てる事ができます。庭木として花や実を多く着けたいのであれば、よく日の当たる所に植えた方がよいです。生育が旺盛なので、好みの大きさになったら剪定で樹形を抑える必要があります。冬に多少葉が落ちる事がありますが、暖かくなるとまた茂ってきます。植え付け庭植え関東以南では、庭木として植える事ができます。場所は日当たりのよい所から午前中の日光が当たる半日陰が適しています。横に枝が広がりやすいので、家の壁際は余裕を持たせた方が良いです。植える所の水はけが悪い場合は腐葉土を、完熟牛糞などの堆肥を混ぜて植え付けます。台風などの強風で傾むいてしまわないよう、根着くまでは木などで支えておくとよいです。
鉢植え関東から北の地域では鉢植えにして育てた方がよいです。鉢の大きさは、生育が結構早いので、少し大き目がよいと思います。用土は市販されている観葉植物専用の培養土を使ったり、自分で作る場合は、赤玉土(小粒)7、腐葉土3など自分好みの標準的な土でよいです。 暖地でも鉢植えにして、部屋の観葉植物として育ててもよいと思います。庭木の管理植え付け後しばらくは乾かし過ぎないように水やりしますが、根付いてしまえば自然の雨だけで大丈夫です。肥料は2月から3月頃に骨粉入りの固形油粕などを蒔いておくとよいです。大きく育てたい場合は、9月頃にも与えるとよいです。 病気や害虫には強いので、農薬の散布が必要になる事は稀です。鉢植えの管理置き場所日当たりのよい所から午前中の日光が当たる半日陰で育ちます。耐陰性があるので、室内の明るい窓辺などに置いてもよいです。真夏は強い日差しの下で水切れすると葉が焼ける事があるので、強い日差しを避けた所に置くとよいです。冬は室内の日当たりがよく凍らないぐらいの温度がある所で越冬させるとよいです。暖地では戸外の霜が当たらない軒下でも越冬します。水やり生育期の春から秋は表面が乾いたらたっぷりと与えます。夏はよく水を吸い上げるので、水切れさせないように気をつけます。冬はほとんど生育しないので、鉢土の表面が白く乾いて更に2,3日後に与えるぐらいと控えめにします。冬は空気が乾燥するので、暖かい時間帯に葉水を与えると葉が落ちるのを予防する効果があります。肥料鉢植えは春から秋まで緩効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。 冬は与えないようにします。植え替え2年に1度を目安に、鉢底から根が出て根詰まり気味なら毎年でも行います。時期は4月中旬から6月頃に行なうのが理想的です。根鉢の周りの土を3分の1ぐらい壊して、伸びすぎた根は短く切り、一回りから二回りぐらい大きな鉢に植え替えます。必要なら切り戻しや剪定を兼ねて行います。用土は植え付けの項目と同じです。その他は観葉植物の植え替えのページを参考にしてください。剪定自然の樹形でよいです。伸びすぎた枝や飛び出た枝を適度な長さに切り、込み入った枝を間引きします。株元から伸びるヒコバエなど不要な枝があれば元から切ります。鉢植えは高くなり過ぎたら、切り戻しを行って樹高を抑えるとよいです。時期は3月、8月から9月に行うのが理想的ですが、軽い剪定なら夏でも行えます。庭の強い剪定生育が旺盛なので、植えて数年するとかなり大きくなります。これ以上高くしたくないと感じたら、強い剪定が必要になります。時期は3月に行うと、夏までには葉が茂ってきます。秋に行った場合は、それに近い樹形で冬を超えます。
落葉樹のように剪定された街路樹
増やし方挿し木時期は4月中旬から6月頃に行うとよいです。少し着き難いので沢山挿した方がよいです。2、3節分の挿し穂を用意して、一番下の葉を取り除き、そこが用土に埋まるように挿します。その他は挿し木のページをご覧ください。種まき初夏頃に白い花が咲いて、小さい実が成ります。秋が深まると茶色く熟すので、採っておいて来年の春に蒔くとよいです。発芽温度は20度ぐらいあればよいので4月から5月頃に行うとよいです。実の中から種を取り出し、ポットなどに蒔いて土を被せます。本葉が出てきたら赤玉土(小粒)7、腐葉土3など標準的な用土を使って鉢に植えるとよいです。成長が早く秋には高さ30cmから40cmぐらいに育ちます。
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