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ザミオクルカス・ザミフォーリア

学名:Zamioculcas zamiifolia
科・属名:サトイモ科・ザミオクルカス属
原産地:アフリカ東部
分類:常緑多肉性多年草
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:半日蔭
耐陰性:あり
花期:9月〜10月
通販:楽天市場にあり


ザミオクルカス・ザミフォーリアの写真

葉の伸びる様子
ザミオクルカスは葉が厚く光沢があり、新芽は葉が閉じたまま伸び、花を開くように葉が開く少し面白い観葉植物です。多肉性で葉と根に水を蓄えているので、乾燥には強い観葉植物です。

ザミオクルカスの育て方

置き場所

多肉性なので日当たりが好きなように思えますが、午前中の日光が当たるような半日陰を好みます。真夏は午前中の日光でも強いので、弱い日光に当てるぐらいにして明るく涼しい日陰で育てます。秋の最低気温が15度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は最低温度7度以上の温かく明るい室内で越冬させます。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月下旬から10月中旬 室内または戸外の半日陰(真夏は日差しが強過ぎるので柔らかい日光)
10月下旬から4月中旬 室内の日当たりのよい所。(最低温度は5度以上で管理します)

水やり

ザミオクルカスの多肉質な根(イモ)
土の表面が白く乾いてからたっぷりと与えます。多肉性なので乾燥には強く、水切れの心配はあまりないので、水の与え過ぎには注意します。秋の最低気温が20度を下回ってきたら、水やり回数を徐々に減らし、冬は鉢土の表面が白く乾いてから4、5日してからの水やりにします。水の与え過ぎは根腐れの原因になるので注意してください。その他、詳しく知りたい方は観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

ザミオクルカスの植え替え(2006/5)

植え替え前

根詰まりで鉢を切った

植え替え後
根が底から出て根詰まり気味なら植え替えをします。根が張りやすいので植え替えは1、2年に1回は行います。大きくしたくない場合は株分けすればよいと思います。時期は春の5月から6月頃が理想的です。用土は多湿を嫌うので、観葉植物専用の用土にパーライトを2ぐらい、自分は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2ぐらいの用土に植えています。下の写真は植え替えを行った時の写真です。根詰まりで根鉢が抜けなかったので、鉢を切って取りました。根がパンパンだったので、3分の1ぐらい根鉢を崩そうと思ったのですが、多肉質な根で根鉢が壊れないので、取れる土を簡単に取り除いて一回り大きな鉢に植え替えました。その他、詳しくは観葉植物の植え替えのページをご覧ください。

増やし方(挿し木、株分け)

挿し木(葉挿し)

葉挿しで増やす事が出来ます。時期は6月から7月頃が理想的です。挿し穂に葉を2節つけてたものを用意して、一番下の節の葉をちぎってそこが土に埋まるように挿しすと子株ができるそうです。用土は川砂を中心にした水はけのよい用土がよいのではないかと思います。樹液がとてもベタベタしているので、少し日陰で切り口を乾かし水で洗って行った方がよいかもしれません。その他、詳しくは挿し木のページをご覧ください。

株分け

株分けで増やす事ができます。ひっついた芋同士を分けるように行います。時期は植え替えと一緒に行います。

肥料

春と秋に液体肥料などを与えます。夏は成長しません。その他は観葉植物の肥料のページをご覧下さい。

冬の管理方法

2007/3月中旬 2007/11

葉が枯れたザミオクルカス

新しい葉も出ている

その後
多湿に弱く乾燥には強いので冬の水やりは極力控えた方がよいと思います。下の写真は暖房の効いた暖かい部屋の窓辺に置いていたのですが、2月頃から古い葉が枯れてしまいました。原因は水はあまり与えてなかったので、寒暖の差が原因かもしれません。しかし、古い葉が枯れはじめると、新しい葉が伸びてきました。枯れた葉軸を切ると、樹液がとてもベタベタしていました。その他は、観葉植物の冬の管理をご覧下さい。

新しい葉が出ない

ザミオクルカスは春と秋に新しい葉が伸びてきます。夏は新しい葉が伸びず、暑さが苦手なのかもしれません。
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