トップポトスポトスの仕立方



ポトスの仕立て方

ポトスは挿し芽や水挿しで容易に増えるので、新しく仕立てて楽しむ事ができます。

アーチ仕立て、アンドン仕立てなど

売られている支柱を利用して、支柱にツルを誘引するだけです。ツルは1本では寂しいので、4本ぐらい植えて誘引するとよいです。ツルの途中はビニタイなどで止めて誘引します。

吊り立て仕立て

吊り鉢に植えつけて、蔓を下に垂らせて観賞して楽しみます。トイレなどの置き場所の狭い所にも便利です。5号鉢で4、5本ぐらい、鉢周りの葉が少し寂しい場合は、鉢の中に蔓を1周ぐらいさせると葉が多く茂った感じになります。吊るので用土は軽い方がよいので、ピートモス6、バーミキュライト2、パーライト2などを利用するとよいです。

ヘゴ立て仕立て

鉢の中心にヘゴや木材を立て、ツルをヘゴにはい登らせていきます。ツルは1本では寂しいので、5号鉢で4、5本ぐらいホッチキスで止めたりビニタイで括ったりして登らせます。水やりする時はヘコにも水が染み込むように与えると、蔓の気根がヘゴの水分を求めて引っ付いてくれます。

材料

ヘゴ立て仕立て

その後

水苔を使った大きなポトス

写真は垂木に水苔を巻いたヘゴ仕立てモドキのポトスです。14号鉢の中心に高さ170cmぐらいの垂木を立て周りに水苔を巻いて釣り糸で固定しました。乾燥しないよう頂上には水が徐々に出てくる陶器製のウォーターキーパーと穴を開けた空き缶を水苔に潜らせ、中に水や液肥を入れて水苔を湿らせていました。始めは蔓が少なく寂しかったので、挿し芽したものを土に植えたり、摘心して蔓を増やしていました。湿らせた水ゴケの中に気根が入り込んでゆき、養分をよく吸えたようで3年程で葉が25cmぐらいある大きなポトスになりました。その後は重みで傾むいてしまい解体しましたが、根が水苔の中を通って2mぐらいの長さになっていました。
ウォーターキーパーは中に水を入れて鉢に挿しておくと、少しずつ水が染み出て鉢土の乾燥を防ぐと言うものです。もし、お求めなら楽天市場 にあります。クリックするとウォーターキーパーのページへジャンプします。

アーチ仕立ての仕立て直し

蔓が伸び過ぎたり、途中に葉がなくなって乱れてしまう事があります。途中で葉がなくなっている蔓は切り戻し、乱れた蔓は葉を傷めないよう丁寧に解いて、先端ができるだけ上になるように誘引すると、下へ蔓が降りゆき感じがよくなります。はじめは葉が四方八方に向いていますが、次第に自然な方向に向いてきます。

仕立て前

仕立て後
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