別名:チョウジソウ(丁字草)
学名:Amsonia angustifolia
科・属名:キョウチクトウ科・チョウジソウ属
原産地:北アメリカ
分類:宿根多年草
寒さ:強い
暑さ:強い
草丈:40cm〜80cm
花径:1cm〜1.5cm
花色:青紫色
場所:半日蔭を好む
種まき:春まき
増やし方:挿し芽、株分け
用途:花壇、鉢植え
花言葉:威厳
ホソバチョウジソウ
5月上旬、自宅の庭
ホソバチョウジソウ2
5月上旬、自宅の庭
ホソバチョウジソウ3
5月上旬、自宅の庭
ホソバチョウジソウの全体
5月上旬、自宅の庭
チョウジソウの仲間は日本原産の丁字草(Amsonia elliptica )という種類、北アメリカ原産の細葉チョウジソウ(Amsonia
angustifolia)という種類、アメリカ東部から南部原産の柳葉チョウジソウ(Amsonia
tabernaemontana)という種類を見かけます。日本原産の丁字草は絶滅危惧種にしてされていて、代わりにこのホソバチョウジソウが丁字草という名前でよく売られています。日本原産の丁字草に比べて葉が細いので、このような名前が付いています。花は薄い青紫色をした星型をしていて、横から見ると丁字の形に似ているのでこのような名前が付いているようです。
ホソバチョウジソウの育て方
場所
午前中の日光が当たるような半日蔭を好むので、夏の強い日差しは避けるようにします。冬の寒さには強く、冬は地上部の葉を枯らせて宿根して越冬します。
宿根からの目覚め3月下旬 |
植え付け
春に苗が売られている事があるので入手したら植えつけます。庭では午前中の日光があたるような半日蔭に、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜて植えつけます。鉢植えの用土は花の培養土に赤玉土(小粒)を2割ぐらい混ぜたり、
赤玉土6、腐葉土4などに植えつけます。
植え替え
新芽が出る早春の2月中頃から3月上旬頃に植え替えます。よく増えるので、鉢植えでは大きめの鉢に植え替えるか、株分けして植え替えます。用土は植えつけ用土と同じです。
水やり
乾燥を嫌うので、生育期の春から秋まで鉢植えでは鉢土の表面が乾いてきたら与えます。冬は地上部の葉が枯れて宿根して越冬するので、鉢土の表面が乾けば与えればよいです。庭では植えつけ後しばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後は雨が降らず乾き過ぎるようなら与えます。
肥料
肥料は多く必要ありません。春と秋に骨粉入りの固形油粕などを株元にまいておけばよいです。その他は
花の肥料のページを参考にしてください。
増やし方
株分け
株がよく増えるので、株分けで容易に増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。
挿し芽
挿し芽で増やす事ができます。2、3節の挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取り20分ぐらい水を吸わせます。葉の取った節が用土に埋まるように挿します。時期は春の6月頃に行います。挿した苗も冬は地上部が枯れて宿根し、春になると新芽が出てきます。その他は
挿し木のページを参考にしてください。