学名:Polyscias balfouriana
別名:ポリシャス・バルフォリアナ、ポリシャス・スクテラリア
科・属名:ウコギ科・ポリシャス属
原産地:オーストラリア
分類:非耐寒性常緑中高木
寒さ:弱い(10度以上)
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:あり
ポリシャス・フリスビーの写真
ポリシャス・フリスビーの花
ポリシャス・フリスビーの丸い葉
ポリシャス・フリスビーの寄せ植え
光沢のある大きく丸い葉をしたのが特徴のポリシャス・フリスビーです。葉が投げるフリスビーに似ている事から、このような名前がついたようです。葉は厚くお皿がわりに使われる事からカップリーフとも呼ばれています。ポリシャスの仲間は80種ぐらいあり、他に葉の形が全く異なり、葉に切れ込みがある
ポリシャス・フィリキフォリア、ポリシャス・フルチコーサなどもあります。
ポリシャス・フリスビーの育て方
置き場所
とても日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。しかし、夏の強い日差しで葉が焼ける事があるので、夏の強い日差しには長く当てないようにするか、徐々に慣らせるようにします。耐陰性があるので、室内で育てる事ができますが、できるだけ日当たりのよい窓辺で育てます。熱帯の植物なので冬の寒さには弱く、秋の最低気温が15度を下回ってきたら室内へ入れ、冬は室内の日当たりのよい所で、最低温度10度以上で育てます。その他は
観葉植物の置き場所を参考にしてください。
5月から10月上旬 |
戸外または室内の日当たりのよい所。 |
10月中旬から4月 |
室内の日当たりのよい所。最低温度10度以上で管理 |
水やり
生育期の春から秋まで、鉢土の表面が白く乾いたらたっぷりと与えます。秋になって涼しくなってくると、徐々に水を吸わなくなってくるので、それに合わせて水やり間隔もあけてゆきます。冬は鉢土の表面が白く乾いて2、3日してからの水やりにして、乾燥気味に管理します。冬の水の与えすぎは根腐れの原因になるので注意してください。その他の水やりについては
観葉植物の水やりを参考にしてください。
植え替え
2年に1度を目安に、鉢の底から根が出て根詰まり気味なら植え替えを行います。時期は5月から6月頃が理想的です。用土は観葉植物専用の培養土でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などに植え替えます。あれば元肥としてマグァンプK(中粒)などを与えておくと、肥料切れの心配がありません。その他は
観葉植物の植え替えのページをご覧ください。
肥料
春から秋まで緩効性の化成肥料を置き肥するか、定期的に液体肥料を与えればよいです。その他は
観葉植物の肥料のページをご覧下さい。
増やし方(挿し木)
挿し木で容易に増やすことができます。5cm〜10cmぐらいの挿し穂を用意して、下の節の葉を取ってその節を用土に埋めればよいです。時期は6月頃が理想的ですが、8月頃まで行えます。右は適当に挿していたらついたものです。その他は
挿し木のページをご覧ください。
冬の管理方法
寒さには弱く、日照不足では葉を落としやすいので、日当たりがよく暖かい部屋で育てます。暖房の効いた部屋は空気が乾燥するので、葉水を与えながら育てます。その他は、観葉植物の
冬の管理をご覧下さい。