花と観葉植物(葉っぱの岬)

フウセンカズラ


学名:Cardiospermum halicacabum
科・属名:ムクロジ科・フウセンカズラ属
原産地:東南アジア、中南米
分類:非耐寒性蔓性一年草
開花時期:7月〜9月
実:8月〜10月
花径:約 3mm
花色:
種まき:5月頃
発芽温度(20℃〜25℃)
直まき、ポットまき(移植をやや嫌う)
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え
花言葉:御身と飛行しよう、多忙

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フウセンカズラの花
10月上旬、自宅の鉢植え

フウセンカズラの実
8月下旬、自宅の鉢植え

フウセンカズラの種
8月下旬、自宅

フウセンカズラ2
9月上旬、近所のフェンス

蔓性でとても小さな白い花を咲かせ、ホオズキのような丸い実をつけます。実が風船のように見えるので、フウセンカズラと呼ばれています。風船のような中はホオズキのように一つの丸い実が入っているのではなく、3つ分かれた部屋に一つずつ種が入っています。種にはハート型の着生していた跡が残っています。夏の日よけの緑のカーテンの素材にも人気があります。

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フウセンカズラの育て方

種まき

種まきの方法は移植を嫌うので、直まきポットまきで行うのがよいと思います。発芽温度が高めなので、種まきは5月に入ってから播くのがよいと思います。4月に播く場合は、温度の高い所で発芽させるようにします。鉢植えの用土は普通の水はけのよい用土に播けばよいです。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。花壇では予め堆肥と苦土石灰を混ぜ込んでおき、1週間ほどしたら種まきします。下のは親戚に貰った種を翌年の春に種まきしたものです。種が大きく硬いので、一晩水に漬けて蒔きました。直根で移植を嫌うのを知らずに浅鉢に蒔いて移植しました。フウセンカズラの種まきは直まきやポットまきで行った方が簡単でよいと思います。

ポットまき(5月下旬)
6月上旬
浅鉢に種まきして、1、2週間ぐらいだと思います。発芽率はよかったです。
6月中旬
大きな鉢に定植しました。しばらくして支柱をつけました。
7月中旬
随分大きくなりました。写真では分かりませんが、花も咲いています。

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えますが、夏は雨が降らなければ毎日の水やりになります。花壇ではあまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

肥料は緩効性の化成肥料を置き肥して、たまに液体肥料を与えます。庭では植え付け時に牛糞などの元肥を与えていれば、その後の追肥は必要ありませんが、肥料切れで葉の色が薄くなるようなら即効性の化成肥料などを追肥すればよいです。

支柱

つる性植物なので、支柱を立ててあげます。アンドン仕立てなど、朝顔と同じような感覚でよいです

種採り

種の入った風船のような袋が茶色になって実が黒く熟したら、種を採っておいてまた来年播くことができます。庭植えでは、こぼれ種でも発芽します。

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