花と観葉植物(葉っぱの岬)

メダカのビオトープにお勧めな種類

ビオトープにお勧めな種類

原種は黒くて地味な色をしていますが、色の美しい種類のメダカも売られています。はじめてビオトープで飼育する場合は、できるだけ丈夫なのを選ぶのがお勧めです。ビオトープをはじめた頃はほとんどがクロメダカとヒメダカで、とても飼育がしやすかったです。

クロメダカの紹介

クロメダカ
野生の日本メダカにDNAが近く見た目はほとんど一緒です。原種に近いのでメダカの中では一番丈夫で飼育しやすいです。観賞用としては上から見ると黒っぽいので目立だちませんが、水槽のガラス越しから見ると明るい体色をしているので目立ちます。餌の食べっぷりもどこか野生じみてるので、水連鉢など夏のボウフラ対策にもお勧めです。

ヒメダカの紹介

ヒメダカ
クロメダカの突然変異で色素が抜け緋色なのでこう呼ばれています。比べると少し性質が弱いですが、観賞用だけではなく熱帯魚の餌として売られる事があり丈夫です。上から見るととても綺麗で目立ち、やや鳥に捕食されやすいという所があります。うちでは何年か前までいましたが、今ではあまり見かける事がなく、クロメダカとの交配が繰り返され絶えてしまったようです。

その他のお勧めな種類

幹之メダカ
青メダカと白メダカの2種は値段が安くてお手頃です。しかし、白メダカは夏の高い水温を嫌うので、日の当たるビオトープでは苦手です。日陰に置くとよいですが、花の咲く水連などは花が咲かなくなってしまいます。その他に背中が光って美しい幹之(ミユキ)メダカというのも人気があり、孵化したものが数年水槽で元気にしていて比較的丈夫に思えます。他にヒメダカを品種改良して色を濃くした楊貴妃(ようひき)というのも人気があります。これらは見かけは美しいですがクロメダカと比べると性質は弱いです。

混ぜると色が悪くなる

メダカの稚魚
同じビオトープの中で色々な種類を混ぜて卵を取ると、色の美しかった品種も色の悪いものが生まれます。また交配を繰り返していると、次第にクロメダカの数が増えるようになります。もし品種を維持したい場合は、同じ種類ばかりを入れて飼育した方がよいです。

たまに育つダルマメダカ

ダルマメダカ
卵を取って飼育していると、たまにお腹が丸くパンパンに張った可愛らしいダルマメダカが育つ事があります。これは突然変異によるもので、滅多に生まれないのでラッキーだと思ってよいです。ただ残念ながら性質が弱いので、あまり長生きする事はないです。

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