花と観葉植物(葉っぱの岬)

カボンバ

別名:金魚藻、カモンバ
学名:Cabomba caroliniana
科・属名:ハゴロモモ科・カボンバ属
分布:北米、日本
分類:枕水植物(水草)
寒さ:強い
観賞期間:周年
草丈:20cm〜30cm
増やし方:挿し木
場所:日当たりを好む(夏は半日蔭)
用途:ビオトープ、睡蓮鉢、アクアリウムなど
通販店:楽天市場にあり

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カボンバ
5月下旬、自宅のビオトープ

カボンバ
7月中旬、自宅の金魚鉢

浮かべたカボンバ
3月上旬、自宅の金魚鉢

浮かべたカボンバ2
3月上旬、自宅の水槽

金魚の水草として昔から親しまれていることから、金魚藻とも呼ばれています。金魚が好んで食べ、金魚に食べられて葉が減ってしまう事があります。カボンバは土に根を張り、葉が水中に沈んでいる枕水植物で、葉は柔らかくフサフサとしています。別に茎を水に浮かべて育ててもかまいません。増やすのも容易で、伸びた茎を切って土に挿したり浮かべたりしておくだけです。金魚の水槽の他、熱帯魚の水槽、冬の寒さには比較的強く日本にも分布しているので、ビオトープにも向いています。金魚、メダカの水草としてポピュラーなので、鑑賞魚を扱うお店でよく売られています。

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カボンバの育て方

場所

カボンバは日当たりのよい所を好みますが、耐陰性があるので明るい所でも育ちます。生育する水温は10度〜28度ぐらいで、夏のビオトープなどでは水温が上がり過ぎると生育が悪くなるので、水温が上がり過ぎるようなら遮光したり、半日蔭から明るい日陰の所に置いたりて、水温の上昇を防ぐとよいです。冬の寒さには比較的強く、凍らないようにすれば戸外で越冬します。冬は暖房の効いた室内の窓辺などに水槽を置いておくと、冬でも生育します。

植え付け

水槽やビオトープの底床に敷いている小石などに、上下を間違えないように埋めてもよいし、土に埋めずにそのまま浮かべもよいです。

増やし方

切り分け

茎が長く伸びるので、伸び過ぎたら手で切り分けるとよいです。手で切り分けたら土に埋めたり、水面に浮かべて育てます。

切り分け前

切り分け後

肥料

水槽やビオトープなどの中でメダカなどを飼っていれば、糞が肥料になるので肥料を与える必要ありません。メダカなどを入れていない場合は、薄めの液体肥料を入れておけばよいと思います。

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