花と観葉植物(葉っぱの岬)

カメラ本体(撮影機材の紹介/デジタル一眼レフカメラ)

ソニーα77

一番初めはコニカミノルタのα-7 D、次はソニーのα700、そして今はα77を使用しています。α77の主な特徴は透過ミラーが採用されている事と、ファインダーが有機ELファインダーという高解像度・高コントラストの電子ビューファインダーになっています。コニカミノルタのα-7 Dからα700への移行はあまり機能に大差はなかったのですが、α700からα77はかなり機能がアップしています。

コニカミノルタ α-7 D

ソニー α700

ソニーα77

透過ミラー

通常の一眼レフカメラはシャッターを押すとミラーが上下に動いて撮影されるのですが、透過ミラーはミラーが透けているので、シャッターを押すたびにミラーが上下に動く事はありません。これによってイメージセンサーとAFセンサーに常に光が届くので、AFが高速になっています。それとシャッタースピードもミラーが上下しないので、12コマ/秒という高速連写が実現されています。自分は花の撮影が多いので、両方ともあまり重要性はないのですが、花の撮影でもピントが機敏に合ってくれると快適でよいです。

CMOSが透けて見える透過ミラー

電子ビューファインダー

通常の一眼レフカメラはレンズから入った光がミラー、ペンタプリズムやペンタミラーを通じでファインダーから見えるのですが、電子ビューファインダーはファインダーが高解像度の小さなテレビ画面になっています。イメージセンサーに入った被写体がファインダーに映るので、WBの変更やEV補正をするとそれに合わせてファインダー内の画像も変化するので、撮影前にWBの色合いや明るすぎる暗過ぎるが何となく分かる事があります。また、ファインダー内にヒストグラム、水準器、3分割などのグリッドラインを自由に表示でき、ファインダー内の倍率を拡大する機能もあるのでとても便利です。また、視野率が100%になっているので、ファインダー内と同じ大きさの写真が撮れます。購入する前は、花の撮影が多くマニュアルでのピント合わせに不安がありましたが、ペンタプリズムに比べると少し粗く見えるぐらいでピント合わせは問題ありませんでした。

液晶モニター

α700は液晶画面を見ながら撮影はできませんでしたが、α77は液晶画面を見ながら撮影ができ、また液晶モニターが自由に動くので、ローアングル、ハイアングルでの撮影ができるようになっています。花の撮影ではローアングルで撮る事がたまにあるので、以前はアングルファインダーを使用していたのですが、α77では液晶モニターを動かして撮影できるようになって、アングルファインダーよりこちらの方が撮影しやすいです。

グリッドラインと水準器

ローアングル

ハイアングル

BIONZ(ビオンズ)、CMOSのExmor(エクスモア)

α700からα77に替えて透過ミラー、電子ビューファインダー、動く液晶モニターと進化しているのですが、他にイメージセンサーがα700はCCDで1200万画素だったのが、α77ではCMOSが使用されて2430万画素になっています。イメージセンサーに違いがあるものの、画素が増えても写りに大差がないのではと思っていたのですが、画像処理エンジン「BIONZ(ビオンズ)とCMOSのExmor(エクスモア)というのがなかなか性能がよいようで、確かにα77の方が深みがあって写りがよいように見えます。他にISO感度がα700では100〜6400だったのがα77では50〜16000まで設定ができるようになって、低ノイズも売りになっています。

その他

花の写真など、どこで撮ったか分からなくなる事があったのですが、GPS機能が付いているので、ソフトを使って何処で撮ったか分かるので便利です。他にフルハイビジョンの動画撮影ができる事、コンデジのように顔認識があり顔の部分を綺麗にしたり、スマイルシャッターという笑顔になると自動でシャッターが切れる機能、動く被写体を追尾してピントを合わせる機能など、α700にはなかった機能が搭載されています。

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