学名:Rohdea japonica
科・属名:キジカクシ科・オモト属
原産地:日本、中国
分類:常緑多年草
寒さ:やや弱い〜強い
暑さ:強い
草丈:小葉オモト(3cm〜15cm)
中葉オモト(15cm〜30cm)
大葉オモト(30cm〜50cm)
花序:2cm〜5cm、大葉オモト(約 5cm)
花色:黄色
植え替え:春、秋
増やし方:株分け、芋吹き、種まき
場所:半日陰
用途:鉢植え、庭植え
花言葉:崇高な精神、長寿、長命
通販店:楽天市場にあり

オモトの花
5月下旬、自宅の庭

オモトの全体
5月下旬、自宅の庭(梅の木の下)
オモトは漢字で万年青と書くように、いつも青々しい葉をしています。昔から観賞用として鉢でよく育てられていて、葉の模様や形が多彩な事から人気があります。葉の美しさや冬に赤い実が熟す事から縁起のよい植物としても育てられていて、オモトは葉を楽しむ観葉植物の部類に入ります。花は葉の付け根からニョキと花序が出てきますが、花の観賞価値は低く、その後は秋に青い実が成り、冬に赤い実が熟し美しく飾られる事があります。オモトは大葉オモト(30cm〜50cm)、中葉オモト(15cm〜30cm)、小葉オモト(3cm〜15cm)に分けられています。
オモトの育て方
場所
強い日差しを嫌い、耐陰性が強い植物です。夏を除いては午前中の日光があたるような所から明るい日陰で育てます。夏は日差しが強すぎるので、明るい日陰で育てます。オモトは耐寒性ですが、日本の暖地に生息しているため、やや寒さに弱く、霜や寒風に当たると葉が痛んでしまいます。冬は室内の暖房の当たらない、日当たりのよい所から明るい日陰に置きます。暖地では霜と寒風の当たらない軒下などで越冬できます。また、大葉から中葉オモトは庭植えが可能ですが、霜に当たると葉が痛んでしまいます。それでもよい場合は、暖地では落葉樹の下など、夏の強い日差しが当たらないような場所に植えつけるとよいです。
水やり
過湿と乾燥ともに弱い植物で、基本的に鉢土の表面が乾いたら与えます。生育期は水切れさないように注意して、冬の休眠期は与えすぎないようやや乾燥気味な水やりにします。庭植えの水やりは、雨があまり降らないようなら与えるぐらいで大丈夫です。
肥料
生育期の春(3月から5月頃)、秋(10月頃)の間に、緩効性の化成肥料や骨粉入りの固形油粕などを与えます。
植え替え
毎年行った方がよく生育します。用土は排水性、保水性、通気性がよい軽石や水苔などで植え替えます。時期は春の3月中旬から4月中旬頃、秋の9月中旬から10月頃に行います。植え替え後の1週間ぐらいは直射日光のあたらない日陰で育てます。
増やし方
株分け
子株が増えたら株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行います。根のないものはあきらて、根の付いたものだけを対象に行います。親株からカッターナイフなどで根を切らないよう丁寧に切り分けます。切り分けたら適度な大きさの鉢に植えつけます。
芋吹き
独特な芋吹きという増やし方もあります。芋吹きはある程度大きくなった親株の芋を下半分ぐらい切り分けて、切り分けた根の付いた芋を水蘚で包んで芽を吹かせる方法です。葉の付いた親株と芋吹きした二株にができます。時期は春の3月中旬から4月中旬頃に行えます。子株がなかなか出来ず株分けできない場合や、親株が老化してしまった場合に行います。
種まき
冬に赤く実が熟すので、熟したら種を採っておいて、春の3月から4月上旬頃に種まきで増やす事ができます。水にしばらく浸けて、果肉を取り除いて種を採り、平鉢やポットなどに種を埋めてまくとよいです。発芽するまで3カ月ぐらいかかる事があるので、用土を乾かさないようにしてください。
枯れ葉取り
古くなった葉は枯れるので、取リ除けばよいです。
病気や害虫
赤星病が発生する事があります。赤茶色に斑点ができて、葉が枯れてしまいます。見つけたら殺菌剤の、エムダイファー水和剤などを散布しておきます。害虫はアザミウマ(スリップス)が発生して、葉汁を吸われてしまう事があります。見つけたら殺虫剤のスミチオンなどを散布して駆除します。