花と観葉植物(葉っぱの岬)

ハンギングバスケットの作り方(プラスチック製)

ハンギングバスケットは壁掛けタイプと吊すタイプがあります。種類はワイヤー製に中敷きのヤシマットや不織布が付属されて売られているタイプや伊藤商事のプラスチック製で中敷きにスポンジが付属されて売られているタイプがあります。はじめてハンギングバスケットを作るには、プラスチック製でスポンジが付属されているスリットバスケットなどが作りやすいと思います。

スリットバスケットを使った作り方

プラスチック製のハンギングバスケットはプラスチック製の鉢とスポンジが付属しています。プラスチック製の鉢の側面には苗を植えるための隙間が空いて、スポンジは中の土が外にこぼれないようにするためのものです。写真のスリットバスケットの植え付け苗は全部で10個のパンジーを使用しました。配置と配色は表のようにしましたが、自分の好みで苗の種類や配色をして植えればよいです。

スリットバスケットSLT-25

パンジーの配置と配色

上(2鉢)
横(8鉢)
   
     
   
@ はじめに付属のスポンジを鉢の内側に張り付けます。粘着力が強いので、一度張ったものを剥がすと破れる事があるので丁寧に行います。

スポンジ張り

A スポンジを全て貼り付けたら、水はけをよくするため底に軽石などのゴロ石を敷きます。写真はゴロ石が少ないので、底が見えないぐらい入れます。ゴロ石を敷いたら一段目に苗が乗るぐらいの高さに用土を敷きます。用土についてはハンギングバスケットの用土をご覧ください。

ゴロ石

底に用土を軽く

B 1段目の苗を用意します。根鉢を壊さずにそのまま利用すると根鉢がうまく収まらないので、根鉢の周りの土を軽く壊して上から下にゆっくりと滑らせながら押し込みます。ハンギングバスケットを吊り下げた時の目線に花が向くように方向を向け、鉢の底にある根鉢を挟む所に押し込みます。根鉢を押し込んだら根鉢の隙間を用土でしっかり埋めます。

1段目の苗

苗を1段目に押し込んだ

隙間に用土を入れた

C 2段目の苗を用意します。同じく根鉢の周りの土を軽く壊して上から下にゆっくりと滑らせながら押し込み、ハンギングバスケットを吊り下げた時の目線に花が向くようにします。位置が決まったら根鉢の隙間を用土でしっかり埋めます。

2段目の苗

苗を2段目に押し込んだ

隙間に用土を入れた

D 3段目の苗を用意します。同じく根鉢の周りの土を軽く壊して上から下にゆっくりと滑らせながら押し込み、ハンギングバスケットを吊り下げた時の目線に花が向くようにします。一番上の段はこの上にも苗を植えるので、根鉢があまり大きいとうまく収まらないので注意してください。位置が決まったら根鉢の隙間を用土でしっかり埋めます。

3段目の苗

3段目の苗と用土

3段目までできた状態

E 最後に上部に植える苗を用意します。根鉢をそのままにして植えると3段目に植えた苗の根鉢に当たって収まらない事があるので、根鉢の底だけ必要なら軽く壊して乗せます。苗を乗せて位置を決めたら根鉢の隙間を用土でしっかり埋めます。あとは水をたっぷりと与えたらできあがりです。

上に植える苗

苗を乗せた

用土を入れてできあがり

その後の管理

根鉢を壊しているので、1週間ぐらいはあまり直射日光が当たらない明るい日陰で管理して、用土をあまり乾かさないようにします。水を与えると側面から出やすいので、鉢の中心にも水が行きわたるよう、鉢底から出るぐらいたっぷりと与えます。壁にかけると手前に少し傾く事があるので、手で垂直に起こして与えるとよいです。しばらくして根が張ると用土が乾きやすくなるので、水切れさせないように水を与えます。肥料は元肥を混ぜ込んで植えたり置き肥をして、その後は様子を見ながらたまに液体肥料をあたえればよいです。

プラスチック製のハンギングバスケットの購入

もし、伊藤商事のハンギングバスケットをお求めなら楽天市場にあります。下の表をクリックすると各種類のハンギングバスケットのページへジャンプします。ハンギング用の用土はこちら にあります。
スリットバスケット SLT-25 (横25cm、6〜10株)
プチバスケット(ヤシの繊維付き)WB-25 (横25cm、6〜10株)
ハンギングバスケット WB-33 (横33cm、13〜20株)
エレガントバスケット WB-30 (横30cm、13〜18株)
ハンギングバスケット(吊り下げ) HB-27 (横27cm、18〜24株)
ラブリーバスケット(吊り下げヤシ繊維)HB-25 (横25cm、9〜15株)

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