ハンギングバスケットの作り方（ワイヤー製でヤシマット）

ヤシマットを使った作り方

市販のワイヤー製のハンギングバスケットはヤシマットを使用したタイプと不織布を使用したタイプがあります。違いはヤシマットは厚くハサミで苗の根鉢を差し込む切れ込みが入れにくく、根鉢も差し込み難いです。不織布は薄いのでハサミで切れ込みを入れやすく比較的根鉢も差し込みやすいです。見た目はヤシマットの方がよいです。下のは吊り下げタイプのヤシマットを使用したハンギングバスケットの作り方を紹介しています。

パームハンギングバスケット
（30cm）

使用した苗

上

横
植え込み不可
①	⑦	②	⑧	④	⑩
	⑩		②		①

①ビオラ紫＆オレンジ、②ビオラ黄、④ビオラ紫、⑤ビオラ赤、⑥ビオラ白、⑦パンジー赤、⑧パンジー紫＆白、⑨パンジー紫（リカ）、⑩スイートアリッサム（白）、⑪スイートアリッサム（紫）、⑫ウィンタークローバー（ピンク）

はじめに側面に根鉢を入れる穴を開けます。はさみを使って逆T字に根鉢が入りそうなぐらいに切れ込みを入れます。ヤシマットは厚いのでよく切れるはさみで切ります。今回の場合は、側面に９カ所切れ込みを入れました。根鉢を入れる切れ込みを入れたら用土を入れます。ヤシマットは水はけがよいので底に軽石は敷かなくてよいです。用土についてはハンギングバスケットの用土をご覧ください。

逆T字に切れ込み

用土を加えた

1段目に苗の根鉢を入れます。苗の根鉢を入れやすいように、根鉢の周りを軽く壊して小さくします。そのまま根鉢を切れ込みの穴に入れようとすると根鉢が壊れて入れにくいので、ポットの底の丸い部分を切り取ったポットを利用すると比較的入れやすくなります。ハンギングバスケットを吊り下げた時の目線に花が向くようにして隙間に用土を入れます。

1段目の苗

底を切ったポット

根鉢を切ったポットで包んだ

逆T字の穴に差し込んだ

1段目に苗を入れた

隙間に用土を入れた

２段目に苗の根鉢を入れます。苗の根鉢を入れやすいように根鉢を軽く壊します。先ほどを同じく底を切ったポットを利用して逆T字の穴に根鉢を入れます。ハンギングバスケットを吊り下げた時の目線に花が向くようにして隙間に用土を入れます。

2段目の苗

２段目に苗を入れた

２段目まで
最後に上部に植える苗を用意します。根鉢をそのままにして植えると２段目に植えた苗の根鉢と当たって収まらない事があるので、収まらない場合は根鉢の底だけ軽く壊して乗せます。苗を乗せて位置を決めたら根鉢の隙間を用土でしっかり埋めます。あとは水をたっぷりと与えたらできあがりです。

上に苗を乗せた

用土を入れて水やりして完成

その後の管理

根鉢を壊しているので１週間ぐらいはあまり直射日光が当たらない明るい日陰で管理して、あまり乾かさないように注意します。ヤシマットは水はけがよいので、用土が全体的に湿るようにたっぷりと与えます。また、用土も乾きやすいので、水切れしないように注意してください。肥料は元肥を混ぜ込んで植えたり置き肥をして、その後は様子を見ながらたまに液体肥料をあたえればよいです。

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