花と観葉植物(葉っぱの岬)

園芸用具の紹介(土類)

植木鉢

鉢の素材は主に素焼き鉢とプラスチック鉢があります。素焼き鉢の種類は外国製でデザインがよいテラコッタや駄温鉢という高温で焼かれた桟の部分に釉薬が塗られている種類があります。駄温鉢は素焼き鉢よりやや通気性が劣りますが、土が乾き難いメリットがあります。プラスチックの鉢は通気性はよくありませんが、軽くて色々なデザインや色をした鉢があります。素焼き鉢の方が通気性がよい事から、用土の乾きが早く水やりがやや多くなります。他に釉薬をかけた化粧鉢という観賞用の鉢もあり、こちらは通気性はよくありませんが、洋蘭などの鉢カバーなどに利用される事があります。鉢のサイズは1号鉢で直径3cmぐらい、2号鉢では3cm×2号=直径6cmぐらい、5号鉢では3cm×5号=直径15cmぐらい、10号鉢では3cm×10号=直径30cmぐらいになります。鉢の高さは主に普通鉢、深鉢、平鉢に分けられていて、根のよく張るものを深鉢に植えたり、ほふく性を平鉢に植えたりして使い分けます。土の入る量は同じ号数でも深さが違うので、量は異なります。

色々なプラスチック鉢

色々な素焼き鉢

化粧鉢

左:素焼き鉢、右:駄温鉢

プランター

鉢の一種で横長に出来ているので、沢山の花を植えつける事ができます。駐車場などのコンクリートの上など、花の植えられない場所に並べるとちょっとした花壇のようのものができます。種類はプラスチック製が一般的ですが、素焼きや木製のプランターもあります。サイズは横幅65cmあるもので、650型、65型などと表記されて売られています。標準的なプランターのサイズは65cmのタイプです。
プランター
プランターに植えられた花

鉢底ネット

鉢底ネット 鉢の底に丸い穴の開いた上に敷いて、虫が入らないようにします。穴の大きさに合うように、大きさが何種類かあります。防虫ネットや網戸の網を適度な大きさに切って利用してもかまいません。

受け皿

受け皿 部屋に鉢植えを置く場合、水を与えると底から水が出て、床が水浸しになってしまうので、受け皿を敷いておきます。受け皿のサイズは鉢植えと同じサイズのものを使用します。素材は素焼きとプラスチック製が一般的で、鉢にあった受け皿を使用します。鉢の色と同じ色合いの受け皿がない事があるので、受け皿付きの鉢植えを購入すると安心です。

土入れ

土入れ 袋に入った土を鉢やバケツなどに移したり、種類の異なる土を配分したりして利用します。土の配合で赤玉土(小粒)5、腐葉土3では、赤玉土(小粒)を土入れに5ハイ、腐葉土を土入れに3ハイ配合するのを目安に作ります。

ふるい

ふるい 用土をふるいにかけて、余計な石や枝などを取り除いて細かい土を作ります。写真のは異なる大きさの網目に交換できるタイプで、直径は37cm、網目は2mm、4mm、7mmのタイプです。他に土を入れてスライドするだけで一度に粗・中・細の用土をふるい分けられるタイプも売られています。

シャベル・スコップ・移植ゴテ

植えつける際に穴を空けて耕したり、花壇に植えられた植物を掘り起こしたり、土をかけたり移動させたり、裏で地面を叩いて固めたりして利用されています。スコップ、シャベルの違いは手で持つ小さい方をスコップと呼ばれる事が多いですが、地域によってはスコップを大きな方と解釈する地域もあります。移植ゴテは手で持つタイプのもの事を別名で移植ゴテと呼ばれています。

シャベル

スコップ

クワ

クワ 花壇に植物を植えつける時に畑を耕して、クワの側面で土をならしたり、柄の付け根の部分で土の塊を壊したり、草を取り除いたりするのに利用します。

ピンセット

ピンセット 種まきで発芽した芽を間引きしたり、細かな作業を行うのに利用します。

土壌酸度計

土壌酸度計 土壌の酸度を計測するものです。電池は要らず、土壌に挿すだけで土壌の酸度が分かります。庭でも場所によって計測値が違うので、適切な量の石灰が分かって便利です。

デジタル計量スプーン

デジタル計量スプーン 普通のはかりのように大きくなくコンパクトで、肥料の重さを測るのに便利です。先がスプーンになっているので、粒状や粉状の肥料をすくって測る事ができます。

生ゴミ処理機

生ゴミ処理機 生ゴミ処理機は自治体から助成金が出るので、安く購入する事ができます。生ゴミ処理機の種類は、主にバイオ式の微生物の働きで分解するタイプ、乾燥式の温風で水分を蒸発させるタイプがあります。写真のは乾燥式で、できあがった有機肥料を畑の追肥代わりに蒔いたり、土を蘇らせるのに土に混ぜたりして利用してます。バイオ式はやや手間がかかりますが、微生物の力で完全な堆肥ができあがります。生ゴミ処理機は生ごみのを出す回数が減るので助かります。

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