花と観葉植物(葉っぱの岬)

ヒスイカズラ

別名:ジェード・バイン、ストロンギロドン・マクロボトリス
学名:Strongylodon macrobotrys
科・属名:マメ科・ストロンギロドン属
原産地:フィリピンのルソン島
分類:常緑蔓性木本
寒さ:弱い
暑さ:強い
花径:約 7.5cm
花序:40cm〜100cm
花色:青緑色
増やし方:挿し木、種まき
場所:日当たりを好む
用途:鉢植え
花言葉:私を忘れないで

スポンサーリンク


ヒスイカズラ

ヒスイカズラ

ヒスイカズラはフィリピンのルソン島の熱帯雨林に自生する蔓性植物です。花は青っぽい緑色の翡翠色をしているので、この名前になっています。反り上がった形の花は7.5cmぐらいの大きさで、集まった花の塊の花序は長さが40センチから100センチぐらい、自生地では3mぐらい伸びる事があるそうです。湿った森に自生して、蔓は太陽を求めて木に絡んで登り、18mぐらい長く伸びます。開花するのは2月下旬から5月頃で、主に植物園の温室で見る事ができます。家庭で花を咲かせようと思えば、鉢植えのアンドン仕立てなどにして、冬は最低温度15度以上、昼間は20度ぐらいある日当りの良い温室内での越冬が望ましいです。気温の高い沖縄などでは路地植えが可能で、藤と同じように棚に蔓を這わせて下がった花が観賞されて楽しまれています。うまく受粉できれば実が成り、自生地では主にコウモリが受粉の役割をして、花序にぶら下がって蜜を吸うと頭に花粉が着き、他の花へ移動した時に受粉されるそうです。自生地では伐採や受粉する生き物が減って絶滅危惧種になっています。
作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 室内の日向(15度以上) 日向 室内(15度以上)
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
肥料 花用の緩効性肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾いたら 鉢土の表面が乾いてきたら与える 鉢土の表面が乾いたら

スポンサーリンク

▲ページトップに戻る