ペインテッドセージ

別名：サルビア・ホルミナム、サルビア・ビリディス
学名：Salvia horminum（Salvia viridis）
科・属名：シソ科・サルビア属
原産地：地中海沿岸
分類：一年草
寒さ：やや弱い
暑さ：弱い
草丈：３０cm〜６０ｃｍ
花径：約 ７mm
花色：紫、ピンク、白など
場所：日向
種まき：春まき、秋まき（温暖地）
発芽温度（１５℃〜２５℃）
箱まき、ポットまきなど
用途：花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワー、ハーブ（ポプリ）
花言葉：家庭的（セージ）

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ペインテッドセージは地中海沿岸が原産の一年草の草花です。サルビアの仲間なので姿がよく似ています。開花時期は温暖地で５月から７月頃に、寒冷地では秋まで咲くようです。美しい縞模様のある花弁のように見えるのは、苞という花を包むための葉が変形したものです。苞の色は紫、ピンク、白があり、花はその下に小さいものが咲いています。主に観賞用として育てられ、ドライフラワーや切り花にも利用されます。

ペインテッドセージの育て方

苗の植え付け

春に苗が売られている事があります。鉢植えでは６５ｃｍプランターに３株を目安に植え付けます。用土は市販されている花の培養土を使用してもよいし、自分で作る場合は赤玉土（小粒）６、腐葉土４など、自分好みの標準的な土でよいです。 庭では日当たりと水はけのよい所に、完熟牛糞などの堆肥と化成肥料混ぜ、３０ｃｍぐらいの間隔で植え付けます。

植え付け

種まき

種が売られている事があります。暖地では９月下旬から１０月頃の秋まき、涼しい地域では春まきになります。方法は箱まきやポットまきなど、覆土は種が少し出るぐらい薄くします。本葉が２、３枚になったらポットに仮植えて苗を大きくします。寒さには強くないので、冬は霜が当たらない日当りの良い所に置き、凍りそうな寒い日は室内へ入れるとよいです。

発芽

ポットに仮植え

暖地での春の種まき

暖地でも春まきが行えますが、遅くても５月には植え付けられるぐらい、室内などで早めに種を蒔かないといけないです。種蒔きが遅れると、初夏の暑さと開花が重なり、あまり咲かずに終ってしまう事があります。

植えつけ後の管理

鉢植え

日当たりのよい所で育てます。水やりは普通の鉢花と同じように、鉢土の表面が乾けば与えればよいです。肥料は緩効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えるとよいです。

庭植え

庭での水やりは、植えつけ後しばらくは用土が乾き過ぎないように注意しますが、その後は特に必要なく、雨が降らずに乾き過ぎるようなら与えるぐらいです。 肥料は植え付け時の元肥の他、開花前に化成肥料などを追肥するとよいです。

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