花と観葉植物(葉っぱの岬)

サンシュユ

別名:ハルコガネバナ(春黄金花)、アキサンゴ(秋珊瑚)
学名:Cornus officinalis
科・属名:ミズキ科・サンシュユ属
原産地:中国、朝鮮
分類:落葉小高木
寒さ:強い
暑さ:強い
実期:10月〜12月
樹高:5m〜10m
花径:約 5mm、花序2cm〜3cm
花色:黄色
場所:日向
水やり:庭木(普通)
肥料:固形油粕などを。
増やし方:種まき、接ぎ木
作業:剪定
花芽分化:6月中頃〜
用途:庭木
花言葉:持続、耐久、気丈な愛
通販店:楽天市場にあり

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サンシュユ
3月中旬、近所

サンシュユは中国、朝鮮原産の落葉樹木です。昔から干した実が漢方薬として輸入されていましたが、樹木が日本に入ったのは江戸時代だそうです。だそうです。早春のまだ葉がない時期に黄色い小花を咲かせ、10月頃になると実が赤くなり、秋珊瑚という別名もあります。実は滋養強壮、疲労回復などに効果があり生でも食べられますが酸味が強いので、干して漢方として使われたり、焼酎に漬けて飲まれたりします。日本では寒冷地から暖地の庭木として植えられていて、暖地は3月頃の開花ですが、寒地では4月頃の開花になるようです。種類は実付きのよいキントキ、同じ仲間でヨーロッパ原産のコーネリアンチェリー(西洋サンシュユ)という実がやや大きい品種もあります。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
実期 実期
場所 日向
種まき 種まき 採り蒔き
植え付け 植え付け 植え付け
剪定 不要枝の剪定 花後
肥料 寒肥

サンシュユの育て方

植え付け

落葉樹している時期の11月から12月頃、春の3月頃が適期です。日当たりのよい所に、腐葉土と牛糞などを混ぜ込んで植えつけます。やや高植えにして、強風で倒れないよう支柱で支えておきます。その他は花木の植え付けを参考にしてください。

増やし方

専門の人は実生苗に接ぎ木して売っているそうです。

種まき

秋に実が熟したら中の種を取って洗い、鹿沼土などを使って蒔きます。発芽は翌年の春になるので、水切れしないようにします。保存しておいて、3月頃に蒔いてもよいです。発芽から開花までには数年かかるようです。

挿し木

行えるそうなので、試しにやってみるとよいと思います。時期は3月頃、梅雨頃にも行えるようです。

肥料

寒肥として1月から2月頃に1回、骨粉入りの固形油粕などを株元周辺に蒔いておくとよいです。苗木は9月頃にも蒔いておくとよいです。

剪定

花芽ができるのは6月頃からで、9月にはすでに出来上がり、短い枝に花芽が膨らんでいるのを目で見る事ができます。自然の樹形でよいので、必ず必要と言う事はなく、伸び過ぎた不要枝や内側にも日が当たるよう込んだ枝を元から切るぐらいでよいです。強い剪定は徒長枝が伸びやすく、花芽の着く短い枝が少なくなるので、樹形が大きくなり過ぎてしまった場合を除いて行わない方がよいです。適期は落葉期の1月から2月頃に花芽を目で見ながら行うのがよいと思います。花後に行ってもよいですが、花後の枝を切ると実が成らないので注意してください。

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