花と観葉植物(葉っぱの岬)

殺虫剤、殺菌剤の紹介

自分が使っている殺虫剤と殺菌剤、それと使い方を紹介しています。

殺虫剤の紹介

ベニカR乳剤

バラのために作られたような殺虫剤ですが、普通の草花にも対応しています。主にハダニとアブラムシのために利用しています。

ベニカ水溶剤

粉剤で0.5g×10袋入りになっています。主にアザミウマやアブラムシのために使っています。他にカイガラムシ、ケムシにも効果があるので使う事があります。

オルチオン乳剤

オルトランとスミチオンが混合されたもので、主にツツジグンバイムシのために使っています。ツツジに発生して葉がハダニに吸われたように白くなり、葉裏を見ると黒い糞があって軍配のような形をした小さな虫がいます。卵に薬剤が効かないのか、すぐに再発して困ってしまいます。ベニカ水溶剤にも効果があるのですが、こちらの方が効きがよいように思えます。他にアブラムシ、ケムシ、カイガラムシにも効果がありますが、アブラナ科の植物にかかると薬害が出る事があるので避けた方がよいです。

オルチオン乳剤

ツツジグンバイムシの被害

オルトランDX粒剤

株元にまいて利用するものです。小型のイモムシ類、アブラムシ、アザミウマが発生した時や予防にまいて利用する事があります。他に鉢の中でふ化したコガネムシの幼虫の駆除にも利用しています。丸い容器に入ったものと、袋に多く入ったものが売られています。マイナスドライバーで容器の蓋をあけて詰め替えて使っています。

ネキリエースK

株元にまいて利用するものです。ネキリムシ対策で庭に苗を植え付けた時に必ずまいています。

デナポン5%ベイト

株元にまいて利用するものです。秋に種まきしたものにコオロギから食べられる事があるので近くにまいて使う事があります。丸い容器に入ったものと、袋に多く入ったものが売られているので、詰め替えて利用する事ができます。

ナメトリン

ナメクジを駆除するもので、地面にまいて利用します。這った跡が残っている所や隠れていそうな所にまいています。

防虫ネットの利用

殺虫剤ではありませんが、種まき後の発芽した苗やポット苗をネットで覆って虫に食べられないようにしています。隙間から入って来たことがあるので、しっかりと覆うように心がけています。

殺菌剤の紹介

ダコニール1000

病気の発生を抑える予防効果があります。耐性菌がでない事で知られ予防に散布しています。粘りのある液体で付属の計量キャップで量って薄めます。

ジマンダイセン

粉剤でこちらも病気の発生を抑える予防効果があります。野菜に使う事が多いのですが、ダコニールに非対応の病気もあるので、ついでに散布する事があります。

モレスタン水和剤、トリフミン水和剤

うどんこ病が発生した時に散布しています。 1種類だけでは耐性菌の影響か効かない事があるので複数利用しています。両方とも粉剤でモスピランは0.5g×10袋入りになっています。

ベンレート水和剤

0.5gが10袋入った粉剤で予防効果と治療効果があります。主に病気になった時に散布する事が多いです。発病すると耐性菌が出て効かない事があるので、できるだけ予防にダコニールやジマンダイセンなどを散布しています。

使い方

希釈

農薬は乳剤と粉剤になったものがあるので、説明書通りの倍率に水で薄めて散布します。乳剤はピペット(スポイト)で1cc取って500ccの水で薄めると500倍の水溶液が出来ます。ピペットは自分で購入しますが、ダコニールのように計量器が付属しているものもあります。粉剤で一袋に100g〜300gぐらい入ったものは計量スプーンなどで量って薄めます。粉剤で0.5g×10袋ぐらいに小分けして売られているタイプは、一袋を500ccの水で薄めると1000倍、1リットルの水で薄めると2000倍の水溶液が出来ます。取扱い説明書よりも濃くすると葉に班が入ったりする薬害が出る事があるので、守って薄めた方がよいです。また異なる薬剤を混ぜて利用できますが、相性があるので厳密には調べて混ぜた方がよいです。

展着剤

水だけで薄めると葉に付着せずに流れ落ちてしまう事があります。展着剤を混ぜて作ると葉に着きやすくなるので効果が高くなります。液体でピペットで取って水溶液に混ぜて利用します。

噴霧器

散布する時に必要になります。短い時間ならハンドスプレー式でもそう疲れませんが、花木など時間のかかるものは蓄圧式噴霧器を使うと楽です。これは自転車のタイヤに空気を入れる感覚でタンクに空気を入れると、あとはレバーを引くだけでしばらくの間噴霧できます。写真のは4リットル入るもので大きいですが、小型の蓄圧式や電池を利用したタイプも売られています。噴霧器には長いノズルがある方が、葉の裏や混み合った所に散布しやすいです。

散布について

風が強い日は自分に掛ったり、洗濯物に掛かったりする事があるので避けた方がよいです。時間は気温の高い昼間は避け、朝や夕方に行うのがよいです。しかし、冬の夕方は乾き難いので行わない方がよいです。手につかないようゴム手袋を、吸い込まないようマスクをつけて散布した方がよいです。

薬剤の購入

もし、薬剤をお求めなら楽天市場の悠彩堂 で大体揃います。噴霧器なら楽天市場 に色々なタイプが売られています。

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