花と観葉植物(葉っぱの岬)

タマシャジン

別名:フィテウマ・コメットスター、カンパニュラ・コメットスター
学名:Phyteuma scheuchzeri
科・属名:キキョウ科・フィテウマ属
原産地:ヨーロッパ
分類:宿根多年草
寒さ:強い
暑さ:やや弱い
草丈:20cm〜40cm
花径:2.5cm〜3.5cm
花色:
種まき:春、秋
増やし方:株分け(植え替え時)
場所:日当たりを好む(夏は風通しのよい半日陰)
用途:花壇、鉢植え

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タマシャジン
5月中旬、自宅の鉢植え

タマシャジン2
5月下旬、自宅の鉢植え

タマシャジン3
5月下旬、自宅の庭

タマシャジンの全体
5月中旬、自宅の鉢植え

タマシャジンはヨーロッパ原産の高山植物で、岩場などに生息しているそうです。コメットスターという別名があり、彗星をイメージしたのか青色の涼しげな花を咲かせます。育てるのは岩場などに生息する高山植物で、暑さと多湿にやや弱い植物です。水はけがよい山野草の土などに植えて、夏を風通しのよい半日蔭で育てるとよいです。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 半日蔭 日向
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
株分け 株分け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える(過湿を嫌う) 控えめ

タマシャジンの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。夏の高温多湿にやや弱い高山植物なので、鉢植えは長雨に当てないよう、夏は強い日差しを避けた風通しのよい半日陰で育てます。うちは暖地で高山植物は暑さで枯れる事がよくあるのですが、こちらは比較的容易に夏を超えてくれます。冬の寒さには強く、葉が枯れて宿根して越冬します。

宿根からの目覚め(3月上旬)

水やり

多湿を嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が白く乾けば与えます。

肥料

あまり肥料は多く必要ありません。春の4月頃と秋の9月下旬頃に緩効性の化成肥料などを与えるぐらいでかまいません。

植え付け

春に苗が売られている事があるので入手したら植え付けます。蕾を持った株や開花株は根鉢を壊さないように植え付けます。鉢植えの用土は高温多湿を嫌う高山植物なので、山野草の培養土などに植え付けるとよいです。暖地の庭にも植え付ける事ができます。場所は日当たりのよい所がよいですが、夏の強い日差しを嫌うので、夏の強い日差しの当たらない半日蔭がよいです。水はけのよい所で育つので、腐葉土などをよく混ぜ込んで、水はけを良くしてから植え付けます。

植え替え

毎年植え替えるのがよいです。時期は3月頃になると新芽が出てくるので、新芽が出てくる3月頃に行うのがよいと思います。根鉢の回りを3分の1ほど軽く壊して、必要なら株分けを兼ねて植え替えます。用土は山野草の培養土などで植え替えます。

増やし方

株分け

株分けで増やす事ができます。適当な大きさの塊に切り分ければよいです。時期は植え替えと一緒に行います。

花茎切り

花の終わった花茎は切り取ります。種が取れて種まきでも増やせるので、種を取りたい場合は残しておきます。

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