学名:Cymbopogon citratus
科・属名:イネ科・オガルカヤ属
原産地:東南アジア
分類:多年草
寒さ:インド産はやや弱い、東インド産は弱い
暑さ:強い
草丈:〜160cm
花色:茶
植え替え:春
増やし方:株分け(植え替え時期)
場所:日当たりを好む
用途:鉢植え、花壇(暖地)、ハーブ(料理、ハーブティ)
花言葉:爽快な人
通販店:楽天市場にあり
料理、ハーブティなどにして利用されているハーブです。レモンと同じ芳香性分が入っているので、同じようなにおいがします。使用されるのは乾燥した葉や生葉、葉鞘も利用される事があります。熱帯アジア原産のススキの仲間で似ており、高さは160cmぐらい、葉の長さは90cmぐらいあります。寒さにはあまり強くありませんが、日本で育てられる西インド産は暖地では戸外で越冬します。
主な2種
西インド産
寒さに比較的強く、暖地では霜で葉の多くが枯れますが、根だけが生き残って越冬します。日本で育てられる多くがこちらのタイプになります。
東インド産
節があり葉の付け根の茎付近が褐色帯びて、草丈がやや高く秋に穂が出ます。レモンの香りがする成分はこちらの方が多いです。寒さに弱いので戸外で越冬できません。
管理方法
春の植え付け、株分け
暖地では露地に植える事が出来ます。春に苗が売られている事があるので入手したら、日当たりがよい所に植え付けます。肥沃な土を好むので牛糞などの堆肥を混ぜ、株間は60cmぐらいと広めにした方がよいです。何年かすると大きく育つので、株分けして増やす事もできます。春に2、3芽ぐらいの塊にして分けると秋までに100本ぐらいに増えます。
越冬の管理
耐寒温度は氷点下4度ぐらいとさほど強くありませんが、暖地では露地に植えると地上部の葉が枯れて根だけで越冬します。枯れた葉は冬は刈らずにそのままにしておくと防寒になります。
収穫と保存
葉が15枚以上になってからの5月中旬から10月頃が適期になります。株元から10pぐらいを残して切り取って、水道で洗って水分を拭きとります。ハーブティに使う時には2,3cmぐらい細かくしてスプーン2杯ぐらいに300ccのお湯で5分ぐらい蒸らして飲みます。乾燥して保存する場合は一握りぐらいを束ねて括り直射日光の当たらない日陰で乾燥させます。乾燥させたら15cmぐらいと長めに切って密封した容器で保存しておきます。生の方が風味が落ちないので好まれます。