学名:Glechoma
別名:グラウンドアイビー、カキドオシ
科・属名:シソ科・カキドオシ属
原産地:ヨーロッパ、東アジア
分類:匍匐性多年草
寒さ:強い
暑さ:強い
日照:日向〜明るい日蔭
耐陰性:あり
草丈:10cm〜15cm
花径:1cm弱
観賞時期:1月〜12月
用途:鉢植え、花壇、グランドカバー、寄せ植え、カラーリーフ
通販:楽天市場にあり
グレコマは葉を観賞するカラーリーフとして鉢植えやグランドカバーなどに利用されています。地面を覆うように成長する匍匐性の多年草で、葉は3cmぐらいと小さく、緑葉と斑入りの品種があります。主にヨーロッパが原産の種類が観賞用として売られていますが、日本にも同じ仲間が自生して似た姿をしています。4月から5月頃に小さな紫色の花が咲き、寒さ暑さにも強く育てやすいです。
グレコマの育て方
育てるポイント
やや湿った所を好むとても丈夫な植物です。寒さに強いので、鉢植えに限らず庭のグランドカバーにも向いています。日向でも明るい日陰でも育ち、やや湿った所を好みます。増え過ぎたら株分けするとよいです。
植え付け
ポット苗が売られている事があります。庭では地面を覆うように広がるので、グランドカバーに向いています。場所は日向から明るい日陰と特に選びません。植えつけ場所に、腐葉土などの堆肥を混ぜ込んで、水はけをよくして植えるとよいです。鉢植えは茎が長く伸びて下に垂れるので、高さのある鉢植えや釣り鉢を利用するとよいです。
置き場所
鉢植えは日当りの良い所から明るい日陰と特に場所を限定せずに楽しむ事ができます。乾燥を嫌うので、夏は強い日差しで、土が乾き過ぎないよう、強い日差しを避けた方が良いです。
水やり
土の乾燥を嫌うので、土の表面が乾いてきたらたっぷりと与えます。
肥料
あまり肥料を必要としません。春から秋の生育期に、生育が悪く感じたら液体肥料を与えるぐらいでよいです。その他は
観葉植物の肥料のページを参考にしてください。
植え替え
2年に1回を目安に、鉢の底から根が出て根詰まり気味なら毎年植え替えます。用土は市販の花の培養土でよいです。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4、ピートモス1などでよいです。時期は春の3月から6月頃、秋の9月下旬から10月頃にも行えます。
株分け
植え替えの時にハサミを使って切り分けたり、手を使って容易に分けられます。また、根の着いた茎を何本か切って、ポットなどに植えて苗を作る事もできます。