花と観葉植物(葉っぱの岬)

グリーンドラム

学名:Xerosicyos danguyi
別名:ミドリノタイコ(緑の太鼓)、クセロシキオス
科・属名:ウリ科・クセロシキオス属
原産地:マダガスカル
分類:つる性多肉植物
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:強い
日照:日向(夏は半日蔭)
耐陰性:あり
通販:楽天市場にあり

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グリーンドラム

約 3年後の姿

グリーンドラムは3cmから5cmぐらいの丸い葉がドラムのようなので、このような名前がついています。別名に緑の太鼓という名前もあります。マダガスカル原産の乾燥地帯に生息する1m以上になる、多肉植物のつる性低木で、丸い葉に水分を蓄えて乾燥から耐えます。生育は比較的ゆっくりで育てやすく、早春には薄緑色の小さな花が咲くようです。

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グリーンドラムの育て方

置き場所

日当たりを好みますが、強い日差しを嫌うので、夏の強い日差しは避けます。耐陰性があるので明るい日陰でも育ちますが、夏を除いてできるだけ日光に当てて育てるようにします。冬は室内に入れて5度以上で育てます。その他は観葉植物の置き場所をご覧下さい。
4月中旬から10月
室内や戸外の日当たりのよい所(夏の強い日差しは避ける)。
11月から4月上旬
室内の日当たりのよい所。最低温度5度以上で管理

水やり

多湿を嫌う多肉植物なので、年間を通じて乾燥気味に管理します。生育期の春から秋は鉢土の表面が白く乾いて更に2、3日してから与えます。秋の最低気温が20℃以下になったら、水やり回数を徐々に控え、冬は月に1回の水やりにして乾燥させて育てます。乾燥地帯に生息する多肉植物なので乾燥には強く、水を与え過ぎると根腐れしやすいので注意してください。その他、詳しくは観葉植物の水やりをご覧ください。

植え替え

3年に1回を目安に植え替えを行います。時期は5月から6月頃が理想的です。用土は水はけのよい用土がよいので、サボテンや多肉植物専用の培養土を利用するとよいです。自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土1、パーライト4などで植え替えます。

肥料

肥料は多く必要としません。生育期の春から秋まで、月に1、2回、2000倍ぐらいに薄めた液体肥料などを与えます。冬は必要ありません。

切り戻し

こんもりした樹形が魅力的なので、茎が上に長く伸びて葉が寂しくなったら、何節か残して切り戻し、脇芽を増やすとよいです。生育がゆっくりで葉が伸びるのが遅いので、時期は新芽が伸び始める春の4月から5月頃と早めに行うとよいです。写真は6月頃と少し遅めに行いました。切り戻した枝は挿し木に利用する事ができます。

寂しくなった葉

増やし方(挿し木)

挿し木をして増やす事ができます。時期は5月から9月頃まで行えます。3節分程の挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取って、葉の取った節が用土に埋まるように挿します。根が腐れ易いので、水はけのよい多肉植物の培養土などに挿します。写真はパーライトにピートモスを2割ほど混ぜたものを利用しました。根が着くまでは明るい日陰で管理します。

挿し穂

挿し木終了

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