科・属名:キョウチクトウ科・パキポディウム属
原産地:マダガスカル、南アフリカ
分類:多肉植物
寒さ:弱い
暑さ:強い
日照:日向
耐陰性:なし
通販:楽天市場にあり
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作業カレンダー(暖地基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
場所 | 室内の日向 | 日向 | 室内の日向 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
植え替え | 植え替え | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
種まき | 種まき | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
肥料 | 肥料 | 肥料 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
水やり | 月に1回 | 控えめ | 表面が白く乾いてから与える | 控えめ | 月に1回 |
パキポディウムの育て方
葉が落ちる植物
現地では雨が降らない乾季になると、水を吸えずに葉を落とす性質があります。日本の冬も寒さで生育が止まり水を吸わなくなり葉が落ちます。秋が深まると葉を落とし始め冬には全てが落ち、春になって暖かくなると新芽が出てきます。置き場所
年間を通じて日当たりのよい場所で育てます。室内では日の当たる窓辺がよく、もし戸外に置く事が可能なら春から秋は日の当たる風通しのよい外に置いた方が元気に育ちます。熱帯の植物で寒さには弱く、耐寒温度は種類によって異なります。戸外に置いているものは秋の最低気温が15度を下回ったら室内の日当たりのよい場所に置き、冬はできるだけ10度以下にならない日当たりのよい所に置くとよいです。4月下旬から10月中旬 |
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できるだけ戸外の日向 |
10月下旬から4月中旬 |
室内の明るい日向。できるだけ10度以下にならない所。 |
春から秋の水やりと肥料
一般の種類
P.lamerei(ラメレイ)やP.geayi(亜阿相界)など夏に生育する一般の種類は春から秋は鉢土が白く乾いてから与えます。夏の日差しの下では乾きが早いので毎日の水やりになります。肥料は春から秋まで暖効性の化成肥料や液体肥料を月に2回ぐらい与えればよいです。濃い肥料は根を痛めるので注意してください。標高の高い所に生息する種類
P.brevicaule(恵比寿笑い)など標高の高い所に生息しているものは、夏の暑さを嫌うので風通しのよい棚の上などがよいです。日本では生育するのは初夏と秋だけと短いです。水やりは春と秋は表面が白く乾いてから与えればよいですが、夏は休眠するので鉢土の表面が完全に乾いてからの水やりと控えめにします。肥料は春と秋の生育期に暖効性の化成肥料や液体肥料を月に2回ぐらい与えればよいです。冬の水やり
秋が深まってくると水を徐々に吸わなくなってくるので、水やりも自然と日の間隔があいてきます。冬は葉を落として休眠しほとんど水を必要としないので、月に1回の水やりでかまいません。冬は土が乾燥した状態が長く続いても平気で、逆に湿った状態が長く続くと根腐れして枯れやすくなります。植え替え
底から根が出て根詰まり気味か2年以上植え替えていないものは行うとよいです。時期は夏に生育する普通の種類なら春の5月から6月頃、標高の高い所に生息する種類は4月頃に行うとよいと思います。水はけのよい土がよいので市販されている多肉植物の培養土を利用すとよいです。棘が鋭く刺さると痛いので、厚手の手袋をして作業してください。植え替え前 |
根 |
植え替え後 |