花と観葉植物(葉っぱの岬)

ボールバード(コニファー)

学名:Chamaecyparis pisifera 'Boulevard'
科・属名:ヒノキ科・ヒノキ属
原産地:園芸品種
分類:常緑低木
寒さ:強い
暑さ:強い
日照:日向(暖地の夏は半日蔭)
耐陰性:あり
樹高:3m〜5m
剪定:3月頃
用途:庭木、鉢植え、生垣
花言葉:コニファー(不変)
通販:楽天市場にあり

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ボールバード(コニファー)

ボールバード(コニファー)

ボールバードはヒノキの仲間のコニファーです。葉は青緑色で柔らかく、先端がカールしています。特に春から夏は銀色がかった青緑色で美しくなります。樹形は円錐形で、ロケット型とは正反対のズングりした樹形をしています。生育はゆっくりで、大きくなると次第に先端が長くなってくるそうです。元は日本原産のサワラスギで、園芸品種のヒムロスギの枝変わりで生まれた樹高の低い品種です。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
場所 日向 半日蔭 日向
植え付け 植え付け 植え付け
剪定 剪定
肥料 肥料 肥料

ボールバード(コニファー)の育て方

場所

日当たりと風通しのよい所を好みます。暑さと蒸れには強くないので、暖地の夏は西日を避けた半日蔭に、できるだけ風通しの良い所が良いです。寒さには強く氷点下30度ぐらいまで耐えます。

庭の植え付け方法

適度な大きさの穴を掘り、掘った穴に水を与え、掘った土に腐葉土、元肥に牛糞などを混ぜて植え付けます。植え付ける際は地面より若干高くして植え付けます。植え付け後はたっぷりと水を与えます。時期は夏と厳寒期を除いた春の2月下旬〜4月頃、秋の9月下旬〜11月頃に行えます。
ボールバードの苗木
苗木

植え替え

鉢植えでは2、3年を目安に根が詰まったら、根鉢はあまり壊さずに一回りから二回りぐらい大きな鉢へ植え替えます。時期は春の3月頃か秋の10月上旬頃に行います。根がパンパンに詰まっているようなら、数か所、根の伸びる所をハサミなどで軽く切ってあげるとよいです。用土は観葉植物の培養土や赤玉土(小粒)7、腐葉土3などの標準的でよいです。

水やり

庭植えは特に必要はありませんが、あまり乾くようなら与えます。鉢植えは鉢土の表面が乾けば与えます。

肥料

春の3月頃、秋の9月下旬頃に固形油粕などを与えればよいです。

整枝、剪定

自然の樹形でよいので、定期的な剪定は必要ないです。もし樹形が乱れた場合は2月から3月頃に行うとよいです。風通しが悪いと梅雨頃に蒸れて枯れる事があるので、枯れた葉は全て取り除きます。

蒸れて枯れた葉

枯れた葉を取り除いた

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