小さなグリーンウォールの作り方
自宅で大規模なものを作ろうと思うと、手間とお金がかって大変なので、自宅であまりお金を掛けずに、簡単にできる小さなグリーンウォールを作ってみました。材料
苗は売られているミニ観葉植物、材料は苗を植える100円ショップで購入したカゴ、用土は軽くてこぼれ難いミズゴケ、立てても苗とミズゴケが落ちないようにする番線、水が少しずつ染み出るウォーターキーパーを利用しました。ミニ観葉植物 |
カゴ |
ミズゴケ |
番線 |
ウォーターキーパー |
作り方
- 水を入れたバケツなどに、ミズゴケを浸けて水を吸わせます。
- カゴの底に、やや硬めに絞ったミズゴケをマット状に敷きます。
- 観葉植物の苗の用土を、容易に取れるものだけ取り除きます。取り除く事で、全体の重さを軽くします。
- カゴの上に、好みの色合いや高さなどを考えながら、観葉植物を乗せます。上向きに伸びるものは、できるだけ上方向になるよう乗せます。
- 濡らしたミズゴケをやや固めに絞り、乗せた観葉植物の隙間を詰めるように埋めます。隙間だけではなく、カゴに軽く盛るぐらい、たっぷりとミズゴケで覆います。
- ウォーターキーパーを挿しますが、カゴの穴が小さくて入らないので、カゴの穴を大きくしてから挿します。
- カゴを壁に立てても、苗やミズゴケが落ちないよう、軽く盛ったミズゴケを押さえるよう、横方向、必要なら縦方向にも番線をしっかりと張って、カゴの穴に通して止めておきます。
- 吊るすフックなどを穴につけて出来上がりです。重みで穴が切れないよう、2、3か所通しておくとよいです。
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管理
上で紹介したものを複数並べると、もっと壁を緑で覆う事ができます。管理は普通の観葉植物と同じですが、水やりは、地面に置いた方が与えやすいです。寒さに弱い種類は、室内に入れて越冬させないと、戸外では枯れてしまいます。冬を越えて春になると、寒さで葉が痛んでいる事が多いので、必要なら切り戻して植え替えます。日本で越冬する植物の苗
上で利用した観葉植物は熱帯植物なので、日本の冬を戸外で越冬させる事ができません。冬でも戸外に置いて育てたい場合は、寒さに強い種類を選ぶようにします。下の表は、ある程度の寒さに強い植物をリストしてみました。特に下に限らず、実の成る植物を使っても面白いと思います。種類 | コメント |
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ヘデラ | 蔓性でおなじみです。 |
リュウノヒゲ(タマリュウ) | 丈夫です。 |
ハツユキカズラ | 蔓性で葉が白と桃色で美しいです。 |
黄金カズラ | 蔓性で葉が黄色く美しいです。 |
ワイルドストロベリー | 丈夫で実が成ります。 |
オノマンネングサ | 水切れに強いです。 |
ミスキャンタス | 少し寒さに弱いです。 |
外斑オリヅルラン | オリヅルランの仲間です。 |
ワイヤープランツ | 少し寒さに弱いけど丈夫です。 |
ルブス・カリシノイデス | 丈夫です。 |
ヘンリーヅタ | 冬に落葉します。 |
ヤブコウジ | 半日陰で育ちます。 |
アジュガ | 半日陰で育ち、冬は葉が痛みます。 |
リシマキア・ヌンムラリア | 半日陰で育ち、冬は葉が痛みます。 |
ヒペリカム・ゴールドフォーム | 半日陰で育ち、冬は葉が痛みます。 |
その他は、カラーリーフの一覧を参考にしてください。