花と観葉植物(葉っぱの岬)

観葉植物の切り戻し

観葉植物は熱帯の植物なので、冬は室内で管理するために鉢植えで育てなければいけません。鉢植えで育てていると樹形が大きくなり過ぎて室内で邪魔になったり、冬に葉が落ちて樹形が乱れてしまう事がたびたびあります。そこで樹形をコンパクトにするため切り戻したり、樹形を整えるために剪定します。時期は新芽を吹き始める春に行います。新芽を吹く時期は室内だと桜が開花する前頃に芽を吹く観葉植物が多いです。大体4月から5月が適期になります。夏は暑さで生育が鈍りなり葉が伸びなくなる観葉植物も少なくないので、できるだけ早く切り戻した方がよいです。また、切り戻し後は置き場所、水やり、肥料などできるだけよい環境で育てるのが大切です。怠ると生育に影響して新芽を吹かない事があるので注意してください。※観葉植物の一部の種類に深い剪定に弱い種類があるので注意してください。
ウンベラータ 2007/3月中旬

冬に葉が全部落ちた

新芽が出ている

切り戻した
2007/3月下旬

赤い新芽が出てきた
切り戻しのタイミングは春に新芽が伸びるのが合図と思っていいです。写真は冬に葉が全部落ちてしまって切り戻しました。観葉植物の種類にもよりますが、この観葉植物は切り戻し後に新芽が出るのが早いです。
2007/11

葉が茂った

シェフレラ 2006/4月下旬

葉がほとんど落ちた

切り戻し後
2006/6月上旬

葉が茂ってきた
冬に葉がほとんど落ちてしまいました。冬に霜の当たらない戸外に置いていたので、先が凍傷で枯れています。コンパクトにしたかったので植え替えて鉢も小さくしました。
つるが伸び過ぎて邪魔なのでばっさりと短く切り戻しました。切り戻す位置は節の先から新芽が出てくるので節の先を2cmぐらい残して切り戻しました。切り取った先は水挿しと挿し木に使用しました。
ポトス 2007/3月下旬

つるが延び過ぎた

切り戻し後

ハイドロカルチャーで育てているのですが、こちらもつるが伸び過ぎて樹形が乱れたので切り戻しました。切った先は水挿しにしました。やはり上と同じく茎の上から新芽が出てくるので茎の先を1cmぐらい残して切り戻しました。切った先は水挿しに利用しました。
ペペロミア・セルペンス 2007/3月下旬

つるが延び過ぎた

切り戻し後

新芽が伸びていたので、少し早い時期ですが、樹形が乱れているので剪定しました。切る位置は節から新芽がでるので、節の1cmぐらい先から切っています。この観葉植物は年に2回ぐらい剪定しないとすぐに樹形が乱れてしまいます。
ガジュマル 2007/3月中旬

樹形が乱れた

剪定後

樹形としては見た感じ問題ないのですが、所々冬の寒さで葉が取れています。それと、結構大きくなるのが早い観葉植物なので、このまま放置して育てるととても大きくなるのが目に見えて分かります。そこであまり大きくしないよう根元の節を2,3節残して切り戻しました。
ペディランサス 2007/3月中旬

延び過ぎた

切り戻し後

剪定鋏について

通常の観葉植物の切り戻しは、太い枝を切るための剪定鋏、細い枝や込み入った枝を切るための剪定鋏、それと剪定鋏では切れない太い枝を切るノコギリがあるとよいです。写真は左が細い枝を切るためのもの、右が太い枝を切るためのものに使用しています。長さは大体18cmぐらいです。

剪定鋏の購入

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