花と観葉植物(葉っぱの岬)

カマシア

別名:ヒナユリ(雛百合)
学名:Camassia
科・属名:キジカクシ科・ヒナユリ属
原産地:北アメリカ
分類:球根植物
寒さ:強い
暑さ:地上部が枯れる
草丈:70cm〜120cm
花径:約 4cm
花色:青、紫、白
場所:日向〜半日蔭
増やし方:株分け
用途:花壇、鉢植え

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カマシア
4月下旬、自宅の庭

カマシア2
4月下旬、自宅の庭

カマシアの花のアップ
4月下旬、自宅の庭

カマシアの葉
4月下旬、自宅の庭

北アメリカに生息する秋植え球根植物のカマシアです。主な種類はクシキー、ライヒトリニーが売られているのを見かける事がります。下の写真はカマシア・クシキーになります。草丈が100mぐらいになり、下から上に花が咲いてゆきます。数年植えっぱなしでよい球根植物で、午前中の日光が当たるような半日蔭でも育つ球根植物です。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向〜半日蔭 日向〜半日蔭
植え付け 植え付け
掘り上げ 掘り上げ
肥料 肥料 元肥
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 表面が乾けば与える

カマシアの育て方

植え付け

植え付けの時期は気温の下がる10月から11月中頃に行うのがよいと思います。鉢に植える場合は15cmから20cmぐらいの間隔に、7号鉢に2球を目安に植え付けます。用土は赤玉土6、腐葉土3、パーライト1などに、5cmぐらいの深さに植えつけます。庭植えの場合は苦土石灰、元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで、深さ10cmから15cmぐらいで、20cmぐらいの間隔をあけて植え付けます。

3月上旬

場所

日当たりのよい所を好みますが、半日ぐらいの日光が当たるような半日蔭でも育ちます。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。庭植えは通常は必要ありませんが、あまり雨が降らないようなら与えます。

肥料

鉢植えでは植え付け時に緩効性の化成肥料や固形油粕などを置き肥して、芽が出る3月頃に追肥すればよいです。花壇では堆肥などの元肥を入れて植え付け、3月頃に芽が出たら骨粉入りの固形油粕などを追肥するぐらいでかまいません。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花茎切り

花が咲き終わったら花茎を切り取ります。

増やし方

分球

分球で増やす事ができます。

球根の堀上げ

暖地では数年植えっぱなしで花を咲かせます。よい花が咲かなくなったら掘り上げて、秋に植え付けるとよいと思います。掘り上げは葉の枯れる6月頃に掘り上げ、涼しい日陰で乾燥させて保管しておき、秋の植え付け時期になったら植え付けます。

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