花と観葉植物(葉っぱの岬)

コロニラ・バレンティナ

別名:コロニラ・バリエガータ
学名:Coronilla valentina
科・属名:マメ科・コロニラ属
原産地:南ヨーロッパ
分類:常緑低木
寒さ:やや弱い(-5度)
暑さ:やや弱い
草丈:30cm〜100cm
花径:約 1cm
花色:黄色
場所:日向を好む(夏は半日蔭)
増やし方:挿し木
用途:鉢植え、花壇

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コロニラ・バレンティナ/バリエガータ
4月上旬、自宅の鉢植え

コロニラ・バレンティナ/バリエガータ(花のアップ)
4月上旬、自宅の鉢植え

コロニラ・バレンティナ/バリエガータ(葉と花)
4月上旬、自宅の鉢植え

コロニラ・バレンティナ/バリエガータの全体
4月上旬、自宅の鉢植え

コロニラ・バレンティナはマメ科の植物で、芳香のある黄色い花を咲かせます。斑入りのコロニラ・バリエガータという斑入りの葉をした園芸品種がよく出回っており、花がなくなっても葉が美しいのでカラーリーフとして楽しむ事ができます。育てるのは夏の高温多湿を嫌いますが、冬の耐寒温度は-5度ぐらいあるので、暖地では庭植えで越冬します。よく氷点下になる地域では落葉するようです。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向(雨よけ) 風通しのよい半日蔭 日向
植え付け 苗の植え付け 植え付け
植え替え 根鉢を壊さない 根鉢壊さない
挿し木 挿し木 挿し木
剪定 花後
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が白く乾いて与える(過湿を嫌う)

コロニラ・バレンティナの育て方

場所

日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てますが、夏の高温多湿を嫌うので、夏は強い日差しを避けた風通しのよい半日蔭で育てます。鉢植えでは梅雨の長雨に当てないよう、雨の当たらない軒下などに置いておくとよいです。寒さには比較的強く、暖地では戸外で越冬します。鉢植えでは霜の当たらない軒下などに置いておくと、2月頃から開花する事があります。

植え付け

春に苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。鉢植えの用土は過湿に弱いので、花の培養土にパーライトを2割ほど混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などの水はけのよい用土に植え替えます。暖地では庭植えする事も可能ですが、寒さよりも暑さを嫌うので、夏は風通しのよい半日蔭になるような所に植え付けるとよいです。

植え替え

2年を1度を目安に植え替えます。マメ科で根鉢を壊されるのを嫌うので、根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えます。時期は春や秋に行います。用土は植え付け用土と同じです。鉢が大きくなってしまうので、挿し木から作り直すとよいです。春に挿すと来シーズンには開花します。

水やり

鉢土の表面が乾いたら与えます。過湿を嫌うので水の与えすぎに注意しますが、あまり乾かし過ぎないように注意してください。

肥料

あまり肥料は多く必要ありません。早春の2月下旬から3月頃、秋の10月頃に緩効性の化成肥料などを置き肥するとよいです。庭では骨粉入りの固形油粕などを蒔くぐらいでよいです。

増やし方

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は春の4月から6月頃、秋の9月下旬から10月頃にも行えます。長さ3、4節ぐらいの挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取って、そこが用土に埋まるように挿します。根付くと上に伸びるので、横に広がるよう摘心しておくとよいです。植物としての寿命はあまり長くないようで、暖地では暑さで枯れる事があるので、春に挿し木しておくとよいです。春に挿し木しておくと年シーズンの春には開花します。その他は挿し木のページを参考にしてください。
4月上旬

挿し穂

ポットに挿した
6月下旬

鉢に定植

剪定

春の花後に伸び過ぎた枝を剪定しておくとよいです。

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