学名:Epiphyllum
科・属名:サボテン科・クジャクサボテン属
原産地:メキシコ
分類:常緑多肉植物
寒さ:弱い(3度以上)
暑さ:強い
草丈:30cm〜100cm
花径:18cm〜30cm
花色:ピンク、赤、白、黄色
増やし方:挿し木
場所:半日陰
用途:鉢植え
花言葉:儚い美、儚い恋、繊細、快楽
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作業カレンダー(暖地基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
開花時期 | 開花 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
場所 | 室内の日向〜半日陰(3度以上) | 半日陰 | 明るい日陰 | 半日陰 | 室内の日向〜半日陰 | |||||||||||||||||||||||||||||||
植え替え | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
挿し木 | 挿し木 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
整枝・摘心 | 整枝・摘心 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
肥料 | 肥料 | 肥料 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
水やり | 控えめ | 鉢土の表面が白く乾いてから与える(過湿を嫌う) | 控えめ |
クジャクサボテンの育て方(季咲き)
場所
午前中の日光が当たるような半日陰を好みます。原種は標高2000mぐらいの木漏れ日の当たる涼しい所に自生しているので、高温を嫌い30度を超える夏は涼しく明るい日陰でよいです。日差しの強くない時期は直射日光に当てた方が葉が育ち、花芽が着きやすくなります。高温多湿を嫌うので、梅雨時期などは長雨に当てないよう軒下などに置くようにします。冬の寒さには弱く戸外では枯れてしまうので室内へ入れます。春、秋 | 4月から6月、秋の9月下旬から10月は午前中の日光が当たる所に置きます。午前中の日光に当て葉を充実させた方が翌年の花芽が着きやすくなります。 |
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夏 | 高温を嫌い休眠気味になります。強い日差しで葉が焼けてしまう事があるので明るいに日陰に置きます。 |
冬 | 戸外では越冬できないので、11月になったら室内の日当たりのよい所に置きます。真冬に暖かいと花芽が出来難いので、夜間は5度ぐらいの低温になる所、暖房の効いていない日当たりのよい窓辺などでよいです。 |
水やり
過湿を嫌います。生育期の春から秋は鉢土の表面が白く乾いてから与えます。夏は休眠気味になるので、水を与え過ぎて根を傷めないよう注意してください。秋が深まってくると生育が鈍るので、徐々に水やりを減らし、冬は控えめに鉢土の表面が乾いて更に2、3日してからの水やりにします。春になって暖かくなってきたら、水やりを徐々に増やしてゆきます。冬の過湿に注意
冬は休眠して生育せず、過湿で根腐れさせないように注意します。また花芽が初春頃から作られ、冬から初春頃に水やりが多いと花芽が出来難くなるので注意してください。肥料
肥料は多く必要ありません。5月から7月頃、秋の9月中旬から10月頃に緩効性の化成肥料を置き肥するぐらいでよいです。 濃い肥料は根が傷みやすいので注意してください。植え替え
2年に1回を目安に、鉢底から根が出て根詰まり気味なら植え替えます。暖地での生育期間は主に春から初夏なのでこの時期は避け、秋の9月下旬から10月上旬頃に行うとよいです。用土は過湿を嫌う同じ多肉植物のシャコバサボテンの培養土などがよいと思います。自分で作る場合は赤玉土7、腐葉土3ぐらい混ぜるとよいです。 根鉢の周りを軽く壊して一回り大きな鉢に植えたり、複数が一緒に植えられている場合は分けて同じ鉢に植えてもよいです。根腐れしているもの
葉の色が褐色で元気がないものは根腐れしている事があります。用土は全て取り除いて腐った根は切り取り、1週間ぐらい日陰で乾かしてから植えるとよいです。挿し木で増やす
挿し木で比較的簡単に増やす事ができます。時期は春の5月から6月頃、秋の9月から10月上旬頃にも行えます。挿し穂は花芽ができそうな青々しくて長いものを用意すると、翌年に開花する可能性があります。まだ若い茎の場合は開花まで2年以上かかってしまうかもしれません。土に埋めた所が腐れやすいので、切り口を日陰で3、4日ぐらい乾かして赤玉土(小粒から中粒)だけを使用したりするとよいです。 長いと倒れてしまうので支柱で支えておくとよいです。沢山の苗を作る場合
葉を長さを10cmから15cmぐらいに切り分けて挿すと沢山の苗を作る事が出来ます。切り口を日陰で1週間ぐらい乾かして挿した方が腐れにくいです。花が咲くまで2年以上かかります。管理と定植
明るい日陰に置いておきます。土に埋めた所が過湿で腐れやすいので、水やりは土の表面が白く乾いてから与えるぐらいでよいです。乾燥にはとても強いので、水切れはあまり心配しなくても大丈夫です。春に挿した場合は秋に定植、秋に挿したものは翌年の春に定植するとよいです。肥料は芽が出て伸びている時期だけ与えます。写真は2月にビニール温室に入れて発根したもので、比較的低い温度でも発根します。その他は挿し木のページを参考にしてください。2006年4月下旬 |
2007年5月下旬 |
2008年7月上旬 |
支柱立て
茎節が長くなると倒れやすいので、茎を支柱で支えるとよいです。葉が四方八方に伸びる場合は、アンドン仕立にするとまとまります。アンドン仕立 |