学名:Nigella damascena
科・属名:キンポウゲ科・ニゲラ属
原産地:地中海沿岸〜西アジア
分類:一年草
寒さ:強い
暑さ:暑さで枯れる
草丈:25cm〜100cm(種類による)
花径:4cm〜5cm
花色:青、紫、白、桃色など
種まき:秋まき
発芽温度(20℃前後)
直まき、ポット蒔き(移植を嫌う)
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワー
花言葉:戸惑い、困惑、不屈の精神、夢の中の恋
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作業カレンダー(暖地基準) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | ||||||||||||||||||||||||
開花時期 | 開花 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
場所 | 日向 | 日向 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
種まき | 種まき | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
植え付け | 植え付け | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
肥料 | 元肥 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
鉢の水やり | 鉢土の表面が乾けば与える | 表面が乾けば与える |
ニゲラの育て方
育てるポイント
ポット苗を購入したり、種蒔きから育てる事ができます。日当たりの良い所を好み、冬の寒さには強いです。肥料と水やりが多いと貧弱に育つので注意し、種蒔きは移植を嫌うので直まきがよいです。苗の植え付け
苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。根を切られるのを嫌うので、根鉢を壊さずに植えます。間隔は20cmから25cmぐらいです。鉢植え
用土は市販されている花の培養土を使ったり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4など自分好みの標準的な土でよいです。65cmプランターに3、4株植えるとよいです。庭植え
庭では完熟堆肥、元肥の化成肥料は控えめに、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜ込んで植えるとよいです。種まき
暖地での種まきは9月中旬から10月中旬頃に行えます。移植を嫌うので庭やプランターなどに直まきするとよいです。庭では種蒔き1週間ぐらい前に、日当たりの良い所に完熟堆肥、控えめに化成肥料、水はけが悪いようなら腐葉土を混ぜて耕しておきます。嫌光性なので種が厚めに埋まるよう覆土します。乾かさないよう水やりして、芽が出たら20cmから25cmぐらいの間隔になるように間引きます。![]() こぼれ種 |
ポットまきもできます
ポットまきして苗を作る方法もあります。4、5粒ずつ蒔いて厚めに覆土します。芽が出て引っ付き合うようになったら、元気なのを一つ残して間引きます。液体肥料を与えて苗を育て、11月までに根鉢を壊さないように植え付けます。庭の管理
肥料と水やりが多いと徒長して貧弱に育ちやすいです。植え付け時に元肥を混ぜて植え付ければ、追肥は必要ないです。水やりは植え付け後しばらく乾かし過ぎないように与えますが、その後は根付けば自然の雨だけで大丈夫です。![]() |
鉢植えの管理
日当たりの良い所に置きます。肥料が多く、過湿になると徒長して貧弱に育ちやすいので、肥料は春まで緩効性の化成肥料を控えめに置き肥するぐらい、水やりは鉢土の表面が乾けば与えます。長雨の時は日当たりが良い軒下などに置いて雨よけするとよいです。種採り
3cmぐらいの大きさの実が成ります。いずれ茶色くなって自然と割れ、こぼれ種て来シーズンも花を咲かせる事がよくあります。もし、別の場所で花を観賞したい場合は、種を採っておいて好きな所に蒔くとよいです。![]() 実 |