別名:ライティア
学名:Wrightia antidysenterica
科・属名:キョウチクトウ科・ライティア属
原産地:スリランカ
分類:常緑低木
寒さ:弱い
暑さ:強い
開花時期:6月〜10月
樹高:70cm〜200cm
花径:約 3cm
花色:白
植え替え:5月
増やし方:挿し木
場所:日当たりを好む
用途:鉢植え
花言葉:清純
セイロンライティア
5月下旬、自宅の鉢植え
セイロンライティアの全体
7月上旬、自宅の鉢植え
セイロンライティア2
8月下旬、植物園
セイロンライティアの花と葉
8月下旬、自宅の鉢植え
純白色をした肉厚の花びらをした美しい夏の花です。花が咲き終わるとわき芽が伸びてすぐにまた次の花を咲かせます。一見、芳香があるように見えるのですが、香りはしません。生息地は熱帯育ちで多湿と腐食質に富んだ環境に生息している植物です。
セイロンライティアの育て方
場所
日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏は日差しが強すぎるので、午前中の日光に当てるぐらいにして育てます。冬の耐寒性には弱く、室内の明るい、最低温度10度以上のできるだけ暖かい場所で育てます。
水やり
多湿な環境で育っているので、水切れには弱い植物です。生育期の5月から10月は鉢土の表面が乾く前に与えます。秋の最低気温が15度を下回ったら徐々に水やり回数を減らし、冬は鉢土の表面が乾いてから与えるようにして、乾かし気味にして冬を越させます。
植え替え
冬の寒さに弱いので、冬に枯れてしまう事が多いようですが、もし、冬を越えた場合は春の4月中旬から5月植え旬頃に植え替えるとよいです。用土は腐食質で水持ちのよい用土を好むので、赤玉土(小粒)6、腐葉土3、ピートモス1などに、元肥として緩効性化成肥料を混ぜて植え替えるとよいと思います。
肥料
生育期の5月から10月の間に緩効性の化成肥料を置き肥して、定期的に液体肥料を与えます。元肥に緩効性の化成肥料を混ぜて植え付けている場合は、元肥が切れるまで置き肥の必要はありません。
増やし方
挿し木
挿し木で増やすことができます。2節の挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取って、20分ほど水揚げします。あれば発根促進剤をつけて、取った葉の節が用土に埋まるように挿します。時期は6月から7月頃に行います。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
剪定
枝が伸び過ぎてしまったら、春の4月頃に剪定するとよいです。夏の開花中に咲き終わった枝先を切り戻して、また次の花を咲かせるようにするとよいです。