別名:ガランサス、マツユキソウ(待雪草)
学名:Galanthus
科・属名:ヒガンバナ科・ガランサス属
原産地:ヨーロッパ〜西アジア
分類:球根植物
寒さ:強い
暑さ:葉が枯れて休眠する
草丈:15cm〜20cm
花径:約 2cm
花色:白
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え
花言葉:希望、慰め、恋の最初のまなざし
スノードロップ
3月上旬、自宅の庭
スノードロップの全体
3月上旬、自宅の庭
スノードロップは早春に花が咲く春を告げる球根植物です。草丈は20cmぐらいと低く、下に向いた小さな白い花が可愛らしく、日本語にすると雪の雫という名前通りの花を咲かせます。15種類ぐらいの原種があるそうで、主にガランサス・エルウェシー、ガランサス・ニヴァリスというのが出回っており、いずれも花の内側には緑色の模様があります。
スノードロップの育て方
場所
秋から春は日当たりのよい所で育てます。夏の暑さを嫌い6月頃になると葉が枯れるので、鉢植えでは夏を涼しい日陰で越させ、庭では落葉樹の下などに植え付けるとよいです。
植え付け
植え付けの時期は9月中旬から10月頃に行います。鉢に植える場合は4号鉢に5球を目安に深さ2、3cmぐらいの深さに、用土は赤玉土5、腐葉土3、パーライト2などに植え付けます。元肥にあればマグァンプK(中粒)などを混ぜ込んで植え付けます。庭植えの場合は苦土石灰と元肥に堆肥などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜ込んで、覆土は2、3cmぐらいに5cmぐらいの間隔で植え付けます。
植え替え
毎年掘り上げる必要はなく3年ぐらい植えっぱなしでかまいません。時期は秋の植え付け時期と同じ頃で、鉢植えでは分球を兼ねて植え替えます。花壇ではあまり込み入るようなら分球を兼ねて植え替えます。
水やり
多湿、水切れを嫌います。鉢植えでは鉢土の表面が乾いたら与えます。花壇でもあまりにも雨が降らないようなら与えます。初夏になると葉が枯れますが、球根の乾燥を嫌うので、夏も球根が乾燥しない程度に水やりします。
肥料
鉢植えでは、植え付け時に元肥を入れていない場合と植えっぱなしのものは、秋に緩効性の化成肥料などを置き肥します。また、花後のお礼肥に液体肥料を追肥します。。花壇では植え付け時の元肥に堆肥などを、植えっぱなしのものは秋に骨粉入りの固形油粕などを与え、花後に即効性の化成肥料などを追肥します。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
増やし方
分球で増やす事ができます。植え替えの時に分けます。
花がら摘み
花が咲き終わったら、花茎は残して花の所だけ切り取ります。
球根の堀上げ
乾燥保存を嫌うので、掘り上げずに鉢に植えたまま、夏を涼しい日陰で用土が乾燥し過ぎないように水やりして夏を越させます。