花と観葉植物(葉っぱの岬)

スノーフレーク

別名:スズランスイセン(鈴蘭水仙)
学名:Leucojum aestivum
科・属名:ヒガンバナ科・スノーフレーク属
原産地:ヨーロッパ
分類:球根植物
寒さ:強い
暑さ:葉が枯れて休眠する
草丈:30cm〜40cm
花径:約 2cm
花色:
場所:日当たりのよい所から半日陰
用途:花壇、鉢植え、切り花
花言葉:純潔

スポンサーリンク


スノーフレーク
3月上旬、土手

スノーフレーク(下から)
3月上旬、土手

スノーフレークはヨーロッパ原産で春に白い花を咲かせる球根植物です。花の姿がスズランに似て、葉がスイセンのようなのでこの名前になっています。花茎の先端に4個から8個ぐらいの花を着け、切り花にも利用する事ができます。数年は植えっぱなしで構わない丈夫な球根草で、下の写真は誰が植えたのか分かりませんが、川の土手に菜の花と一緒に自生していました。白い小さな花を咲かせ、秋にお店で球根が出回ります。

スポンサーリンク

作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向〜半日陰 日向〜半日陰
植え付け 植え付け
植え替え 植え替え
分球 分球
掘り上げ 掘りあげ
肥料 肥料 元肥
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える

スノーフレークの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、午前中の日光が当たる半日陰でも育ちます。6月頃になると葉が枯れるので、鉢植えでは夏を涼しい日陰で越させます。

植え付け

植え付けの時期は秋の10月から11月頃に行えます。用土は赤玉土5、腐葉土3、パーライト2など水はけのよい用土に植え付けます。庭植えの場合は水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで、球根2個分ぐらいの深さに、間隔は10cmから15cmぐらい開けて植え付けます。

植え替え

鉢植えでは2、3年に1回ぐらい分球を兼ねて植え替えます。花壇では数年間植えっぱなしの方がよく花が咲くので、3年以上して球根が増え過ぎてしまったら分球を兼ねて行えばよいです。用土などは植え付けの項目と同じです。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾いたら与えます。花壇では植え付け後しばらく乾かし過ぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らず乾きすぎるようなら与えるぐらいでかまいません。夏になると葉が枯れるので、水やりは止めます。

肥料

鉢植えでは植え付け時に元肥を入れていない場合、秋に緩効性の化成肥料を置き肥します。その後は花後に液体肥料なを追肥するぐらいでかまいません。花壇では植え付け時の元肥に牛糞などを、植えっぱなしのものは秋に骨粉入りの固形油粕などをまいて、花後の追肥に即効性の化成肥料などをまいておきます。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花がら摘み

花が終わった花殻だけを切り取って、花茎は葉の代わりとして残しておくとよいです。

増やし方

分球で増やす事ができます。時期は植え替えの時に分けます。

球根の堀上げ

丈夫な球根草なので毎年掘り上げずに、数年植えっぱなしの方が花もよく咲きます。掘り上げる場合は葉の枯れる6月頃に行って、涼しい日陰に乾燥して保存しておきます。

スポンサーリンク

▲ページトップに戻る