花と観葉植物(葉っぱの岬)

ローナス

別名:イエローアゲラタム、アフリカヒナギク(アフリカ雛菊)
学名:Lonas annua
科・属名:キク科・ローナス属
原産地:地中海沿岸
分類:一年草
寒さ:やや弱い
暑さ:暑さで枯れる
草丈:30cm〜70cm
花序:3cm〜4cm
花色:黄色
種まき:秋まき
発芽温度(15℃〜20℃)
ポットまき、箱まき
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え、切り花、ドライフラワー

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ローナス
6月上旬、自宅の庭

ローナスの全体
6月上旬、自宅の庭

ローナスの蕾
6月上旬、自宅の庭

ローナスは初夏頃に小さな黄色い花を密集させて咲かせる、秋まきの一年草植物です。花は黄色く小さな花が集まって、3cmから4cmぐらいの花序をした花を咲かせます。花の咲き方がアゲラタムに似ているからか、イエローアゲラタムとも呼ばれています。花の色が落ち難い事から、ドライフラワーの素材としても利用されています。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 霜よけ 日向 霜よけ
種まき 種まき
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 表面が乾けば

ローナスの育て方

種まき

種まきから育てる事ができます。種まきの時期は秋の9月下旬〜10月頃に行います。方法はポットまき箱まきなどで行います。覆土は種が隠れるように軽く行い、用土は水はけのよい土を好むので、細かい川砂などを混ぜて種まきするとよいと思います。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、寒さにやや弱いので霜の心配がなくなったら植え付けるか、霜よけしておきます。鉢植えの用土は花の培養土に川砂やパーライトを2ぐらい混ぜたり、赤玉土(小粒)5、腐葉土3、川砂やパーライト2などの水はけのよい用土に定植します。花壇では水はけのよい場所に、予め苦土石灰と堆肥などを混ぜ込んで植えつけます。
12月上旬

箱まき後、約1ヵ月半
1月上旬

ポットに仮植え後1ヶ月
3月中旬

定植後2ヶ月ぐらい

場所

日当たりを好み高温多湿を嫌うので、日当たりがよく風通しのよい所で育てます。冬の寒さにはやや弱いので、冬は軒下などで越冬させるとよいです。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えます。多湿を嫌うので、水の与え過ぎには注意してください。長雨の時は、日当たりのよい軒下などに移動させるとよいです。

肥料

肥料はあまり必要としません。鉢植えでは生育期に緩効性の化成肥料などを、花壇では元肥として堆肥などを混ぜ込んで植えつけ、その後1ヶ月ぐらいしたら追肥として即効性の化成肥料を1回与えるぐらいでよいです。

ドライフラワーの利用

花が開いたら収穫します。

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