別名:オウムノクチバシ(鸚鵡の嘴)
学名:Lotus maculatus
科・属名:マメ科・ミヤコグサ属
原産地:カナリア諸島(テネリフェ島)
分類:つる性多年草
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:やや弱い
開花時期:3月下旬〜5月頃
草丈:-
花径:約 3cm
花色:黄色と赤の斑
増やし方:挿し木、種まき
場所:日当たりを好む、土の過湿を嫌う
用途:鉢植え

ロータス・マクラツス
5月上旬、自宅の鉢植え

ロータス・マクラツスの全体
5月上旬、自宅の鉢植え
ロータス・マクラツスは蔓性の多年草植物です。花色は黄色で先の方が赤になっており、花の形がオウムのくちばしに似ているので、別名、オウムのくちばしと呼ばれるそうです。同じ仲間で赤色の花を咲かせるロータス・ベルテロティーという種類もあります。これらは同じカナリア諸島が原産ですが、こちらはケープベルデ島が原産だそうです。育て方は同じです。
ロータス・マクラツスの育て方
場所
日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、夏の暑さを嫌うので、夏は午前中の日光が当たるような風通しのよい半日蔭で育てます。やや乾燥気味を好むので長雨に当てないよう注意してください。冬の耐寒性にやや弱いので、冬は凍らない程度の日当たりのよい室内で育てます。暖地では霜に当てなければ戸外で越冬可能です。
水やり
やや過湿を嫌うので、鉢土の表面が乾いてから与えます。梅雨などの長雨には当てないよう注意してください。冬は乾燥気味に水やりします。
植え替え
春の開花後に行います。土の過湿にやや弱いので、用土は赤玉土5、腐葉土3、川砂やパーライト2ぐらいでよいと思います。
増やし方
挿し木
挿し木で増やす事が出来ます。長さ10cmぐらいの挿し穂を用意して、挿し穂の下半分ぐらいの葉を取って20分ぐらい水揚げします。あれば発根促進剤をつけて挿すとよいです。時期は5月〜6月頃に行うとよいと思います。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
肥料
春と秋の間、緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を定期的に与えます。
剪定
花後に伸び過ぎた枝を剪定します。