学名:Ipomoea quamoclit
科・属名:ヒルガオ科・ルコウソウ属
原産地:熱帯アメリカ
分類:蔓性一年草
寒さ:寒さで枯れる
暑さ:強い
花径:約 2cm
花色:白、赤、桃色など
種まき:春まき
発芽温度(25℃前後)
直まき、ポットまき(移植を嫌う)
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え
花言葉:多忙、おせっかい、でしゃばり
ルコウソウ
9月上旬、自宅の庭
ルコウソウの全体
9月上旬、自宅の鉢植え
ルコウソウ(赤)
9月上旬、自宅の鉢植え
ルコウソウの種
10月上旬、自宅の鉢植え
こぼれ種で地を這うルコウソウ
9月上旬、自宅の庭
ルコウソウの葉と花
9月上旬、自宅の庭
ルコウソウは星型の小さな花を夏の終わり頃から秋にかけて次から次へと咲かせます。夏は葉がよく茂りますが、あまり花は咲かず、短日植物なので日が短くなった8月下旬頃からよく花を咲かせるようになります。うちでは、毎年こぼれ種で翌年も開花しており、つる性で近くの棒などに巻き付いたり、地を這って伸びてゆきます。夏の日よけの緑のカーテンにも利用でき、葉が細いので、木漏れ日が多めのカーテンができると思います。葉が丸いマルバルコウソウという種類もあります。
ルコウソウの育て方
場所
日当たりと水はけのよい場所を好みます。短日植物なので照明の当たらない所で育てます。
植え付け
春にポット苗が売られているので、購入したら植え付けます。根がよく張るので少し大きめの鉢に、鉢植えでは6号鉢に一株を目安に、65cmプランターでは2株を目安に植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土など普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4などです。庭植えでは元肥に牛糞などを、水はけが悪いようなら腐葉土などを混ぜ込んで30cmぐらいの間隔で定植します。蔓性なので支柱を立ててます。
種まき
発芽温度が高めなので、種まきの時期は4月下頃から5月頃に行うとよいと思います。種が硬いので一晩水に浸水して、膨らんだものを選んで、水はけのよい用土に種が隠れるように覆土して種まきします。方法は移植を嫌うので
直まきか
ポットまきで行うとよいです。ポット蒔きでは2,3粒まいて元気なのを1本残すように間引きします。ポット蒔きでは根が回ってきたら定植します。植え付け方法は植え付けの項目を参考にしてください。移植をとても嫌うので、鉢や庭に直まきした方が楽かもしれません。
水やり
鉢土が乾いてきたら与えます。夏はよく乾くので毎日与える事になります。
肥料
肥料はあまり必要としません。春から秋に化成肥料などを置き肥するぐらいでかまいません。
摘心
蔓の数が少ない場合は、先を摘心すれば蔓の数を増やす事ができます。
支柱
つる性植物なので、鉢植えではアンドン仕立てにするとよいです。庭ではフェンスを利用したり、ネットや支柱を使って這わせたり、木漏れ日が多めの緑のカーテンにも利用できます。