別名:ルリイロソラナム(瑠璃色ソラナム)
学名:Solanum seaforthianum
科・属名:ナス科・ナス属(ソラナム属)
原産地:ブラジル
分類:常緑蔓性低木
寒さ:やや弱い(0度以上)
暑さ:強い
樹高:2m〜3m
花径:約 3cm
花色:紫
場所:日向(冬は霜よけ)
増やし方:挿し木
用途:鉢植え

ルリイロツルナス
11月下旬、自宅の鉢植え

ルリイロツルナスの葉と花
11月下旬、自宅の鉢植え

ルリイロツルナスのアップ
11月下旬、自宅の鉢植え
ルリイロツルナスはブラジル原産の熱帯つる性植物です。つる性で紫色の花を咲かせ、沖縄では野生化しているそうです。他に同じブラジル原産のツルハナナス(Solanum
jasminoides)、日本に自生するヤマホロシ(Solanum japonense)という同じ仲間でよく似た花を咲かせる種類があります。これら全てをヤマホロシという名前で売られていることがあります。ルリイロツルナスは熱帯の植物なので寒さには強くないですが、暖地では霜の当たらない軒下で落葉して越冬します。
ルリイロツルナスの育て方
場所
日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。熱帯の植物で冬の寒さには強くありませんが、暖地では霜の当たらない軒下で越冬可能です。凍りそうな日だけ室内に入れるとよいと思います。
水やり
鉢土の表面が乾けば与えます。夏の日差しの下ではよく乾くので毎日の水やりになります。秋が深まってきたら鉢土の表面が乾いて2、3日してと控えめに水を与えます。
植え替え
鉢底から根がでて根詰まり気味だったり、2年以上植え替えていない株は植え替えます。時期は春の4月から5月頃に、樹形が乱れているようなら剪定を兼ねて植え替えます。用土は普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)7、腐葉土3などです。
肥料
生育期の春から秋まで、緩効性の化成肥料などを置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。
増やし方
挿し木
挿し木で増やすことができます。2、3節分の挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取って、取った葉の節が用土に埋まるように挿します。時期は5月〜6月頃に行うのが理想的ですが、気温が高ければいつでも行えます。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
支柱
つる性なので「あんどん仕立て」など、支柱に蔓を誘引して育てます。
切り戻し、剪定
つるが延び過ぎると樹形が乱れるので、4月頃に伸びすぎた蔓を切り取って樹形を整えるとよいです。切り戻した蔓は挿し木に利用できます。