別名: パイプカズラ
学名:Aristolochia
科・属名:ウマノスズグサ科・アリストロキア属
原産地:ブラジル
分類:蔓性タイプ、低木タイプ、多年草タイプ
寒さ:弱い
暑さ:強い
花径:10cm(リットラリス)
30cm〜40cm(ギガンテア)
花色:茶
場所:日向(夏は半日陰)
水やり:普通(冬は控えめ)
肥料:普通
増やし方:挿し木
用土:普通
用途:鉢植え
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アリストロキア
7月下旬、植物園
アリストロキアの蕾
7月下旬、植物園
蕾の裏側
7月下旬、植物園
アリストロキアの全体
10月上旬、植物園
アリストロキアの仲間は、温帯から熱帯に500種類ほどが分布しています。主な種類は花径が10cmぐらいのリットラリス、花径が30cm以上になるギガンテア、花がパイプ型をしたリンゲンスなどがあります。花は茶褐色で、ユニークな姿をしており、花に見えるのは花の萼で、裏には筒状のものがついています。常緑蔓性の種類が多く、アンドン仕立てなどにして、育てられる事が多いです。
アリストロキアの育て方
場所
日向から半日陰で育ちます。 夏の強い日差しを嫌うので、強い日差しは避けるようにします。冬の寒さには強くないので、秋が深まったら室内へ入れ、冬は8度以上の日当たりのよい窓辺などで越冬させます。
水やり
普通の水やりでよいです。生育期の春から秋は鉢土の表面が乾けば与えます。冬は生育が止まって生育しなくなるので、控えめに与えます。その他は
花の肥料を参考にしてください。
肥料
生育期の春から秋まで、緩効性の化成肥料を与えたり、液体肥料を定期的に与えます。冬は寒さで生育しないので与えません。
植え替え
2年を目安に、時期は春の4月頃に行います。用土は花の培養土に赤玉土(小粒)を2割ほど混ぜたり、自分で作る場合は、赤玉土(小粒)6、腐葉土4などで植え替えます。
増やし方
挿し木
挿し木で増やす事ができます。時期は5月から6月頃に行うのが理想的です。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
支柱
蔓性の種類は、アンドン仕立てなどにして、蔓の這うところを作って育てます。
切り戻し
花後の秋に伸び過ぎた蔓を、軽く切り戻しておきます。春の4月頃になったら、伸び過ぎた蔓や不要な蔓を切り戻しておきます。