別名:ブヴァルディア、ブバリア、カンチョウジ(管丁字)
学名:Bouvardia
科・属名:アカネ科・ブバルディア属
原産地:メキシコ、中南米
分類:常緑小低木
寒さ:やや弱い
暑さ:強い
開花時期:5月〜6月頃10月頃
草丈:30cm〜100cm
花径:約 1cm
花色:ピンク、赤、白、紫
増やし方:挿し木
場所:日当たりを好む(夏は半日蔭)、冬は室内へ
用途:鉢植え、切花
花言葉:清楚、交わり、夢、羨望
ブバルディア
10月上旬、自宅の鉢植え
ブバルディアの全体
10月上旬、自宅の鉢植え
ブバルディア(一重咲き)
11月中旬、植物園
ブバルディア(一重咲きの全体)
11月中旬、植物園
ブバルディア(白)
11月中旬、植物園
ブバルディア(一重咲きのピンク)
11月中旬、植物園
ブバルディアは、メキシコ、中南米が原産の熱帯の樹木です。熱帯の植物で寒さに弱いので、冬は室内に入れられるよう鉢植えで育てられます。花は1cmぐらいの小さな花が集まって咲き、熱帯植物らしいカラフルな色をしています。花の咲き方も一重咲きをしたものと八重咲きをした種類があって、初めて八重咲きを見たときは、八重咲きの
カランコエに似た花だと思いました。
ブバルディアの育て方
場所
日当たりとのよい所を好みますが、夏の日差しは強過ぎるので夏は風通しのよい半日蔭で育てます。冬の寒さにはあまり強くないので、秋の11月頃になったら室内の日当たりのよい窓辺などで越冬させます。冬は落葉してしまいますが、春になると新芽が出てきます。
水やり
乾燥を嫌いますが、いつも湿った状態もよくありません。鉢土の表面が乾けば与えます。夏はよく乾くので、乾かしすぎないように注意してください。冬は鉢土の表面が乾いて2、3日してから水やりにします。
肥料
春の4月から5月頃、秋の9月から10月頃に緩効性の化成肥料を置き肥したり液体肥料などを与えます。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
植え替え
春の4月頃に植え替えます。用土は花の培養土に赤玉土を1割ほど混ぜて水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)7、腐葉土3などで植え替えます。花期が近いので根鉢はあまり壊さずに一回り大きな鉢に植え替えるのがよいと思います。
増やし方
挿し木
挿し木で増やすことができます。時期は5月から6月頃に、2、3節の挿し穂を用意して、一番下の節の葉取って15分ほど水揚げします。水揚げしたらて、葉の取った節が用土に埋まるように挿します。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
剪定、切り戻し
初夏の花が終わったら、株元から5、6節残して切り戻し秋にもよい花を咲かせます。秋の花後にも伸び過ぎた枝を軽く剪定して冬を越させます。