別名:ショカツサイ(諸葛菜)、ムラサキハナナ(紫花菜)
学名:Hesperis matronalis
科・属名:アブラナ科・ハナダイコン属
原産地:中国
分類:越年草
寒さ:強い
暑さ:暑さで枯れる
草丈:20cm〜60cm
花径:約 3cm
花色:紫色
種まき:秋
発芽温度(20℃〜25℃)
直まき、箱まき
場所:日向〜半日蔭
花言葉:知恵の泉
用途:花壇、鉢植え、切花
ハナダイコン
4月中旬、自宅の庭
ハナダイコン2
4月下旬、自宅の庭
ハナダイコンの全体
3月上旬、公園
沢山のハナダイコン
3月下旬、公園
ハナダイコンは花というか雑草のような感じですが、花の少ない時期の3月から花を咲かせるので、この時期としては貴重な花です。束ねると切花としても利用できなかなか美しいです。花が同じアブラナ科のダイコンに似ているのでこう呼ばれるようです。こぼれ種でも毎年花を咲かせます。
ハナダイコンの育て方
種まき
種まきは秋の9月中旬から10月頃に行えます。種まきの方法はこぼれ種で自生するほどなので
直まきすると楽でよいと思います。箱まきにして、本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ったら定植しても構いません。覆土は種が隠れるように行います。株間は10cm〜15cmぐらいの間隔に、鉢植えの用土は普通の用土でかまいません。庭では自生してよく花を咲かせるぐらいなので、痩せていれば牛糞を混ぜて植え付けるぐらいでかまいません。
場所
日当たりを好むので日当たりのよい所で育てますが、午前中の日光が当たるような半日蔭でも花を咲かせます。
水やり
プランターなどの鉢植えは鉢土の表面が白く乾けば与えます。庭植えの場合は植え付け後しばらく乾かしすぎないように注意しますが、その後は日照り続きで雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでかまいません。その他は、
花の水やりをご覧ください。
肥料
あまり肥料は必要ありません。プランターなどの鉢植えは緩効性の化成肥料など置き肥するぐらい、花壇の場合は痩せ地なら牛糞などを混ぜて植え付けるぐらいでかまいません。
種採り
花が咲き終わるとサヤができて種ができるので、茶色くなって熟したものを採って来年また蒔く事が出来ます。開花したものを枯れるまで放置しておくと、来シーズンもこぼれ種でよく花を咲かせます。