別名:キダチルリソウ(木立瑠璃草)、ニオイムラサキ(匂紫)
学名:Heliotropium arborescens
科・属名:ムラサキ科・キダチルリソウ属
原産地:ペルー
分類:常緑小低木
寒さ:弱い(5度以上)
暑さ:やや弱い
草丈:50cm〜70cm
花径:約 0.3cm〜0.5cm
花色:紫、白
場所:日向
種まき:春まき
発芽温度(約 20度)
平鉢
増やし方:挿し木
用途:鉢植え、切り花、ドライフラワー、ハーブ
花言葉:献身的な愛、献身、熱望
通販店:楽天市場にあり

ヘリオトロープ
11月上旬、自宅の庭

ヘリオトロープの全体
11月上旬、自宅の庭

ヘリオトロープのアップ
7月下旬、植物園

沢山のヘリオトロープ
7月下旬、植物園
ヘリオトロープの花はバニラのような甘い香りがするので、昔は香水の原料に使われていたそうです。ハーブとして売られている事が多く、主にポプリとして利用されています。5cmから10cmぐらいの花序には紫色の小さい花が沢山つき、芳香があるので切り花にも好まれます。紫花の他に白花の品種もあります。
ヘリオトロープの育て方
場所
日当たりを好むので、日当たりのよい所で育てます。夏は日差しが強すぎるので、西日が当たらないような所に置きます。冬の寒さには強くないので、鉢植えにして冬を5度以上の日当たりのよい室内で越冬させます。
水やり
生育期の春から秋は鉢土の表面が乾けばたっぷりと与えます。冬は寒さであまり水を吸わなくなるので、控えめに与えます。
植え付け
春や秋に苗を入手したら植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土にパーライトを1割ぐらい混ぜたり、自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土3、パーライト1などの水はけのよい用土に植えつけます。
植え替え
春の3月中旬から4月頃か秋の9月中旬から10月中旬頃に根鉢を壊さないよう一回り大きな鉢に植え替えます。用土は植え付け用土と同じです。
肥料
春の3月中旬から6月頃、秋の9月から10月頃に暖効性の化成肥料を置き肥したり、定期的に液体肥料を与えます。
切り戻し
夏の花後、秋の花後に切り戻しておきます。
増やし方
挿し木
挿し木で増やす事ができます。2、3節分のさし穂を用意して、一番下の節の葉を取ってそこが用土に埋まるように挿します。時期は5月から6月頃、秋の9月頃にも行えます。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
種まき
種が売られているので、種まきから育てる事もできます。時期は春の3月中旬から5月頃に行うのが理想的です。種が小さいので
平鉢に蒔いて、鉢底から給水させるとよいです。本葉が2、3枚になったらポットに仮植えして、根が回ってきたら定植します。