別名:ヘレボルス、レンテンローズ
学名:Helleborus
科・属名:キンポウゲ科・ヘレボルス属
原産地:地中海沿岸
分類:多年草
寒さ:強い
暑さ:やや弱い
草丈:30cm〜40cm、木立性(50cm〜80cm)
花径:5cm〜8cm、木立性(2cm〜5cm)
花色:白、ピンクなど
増やし方:株分け、種まき
場所:日当たりを好むが、夏は明るい日陰
用途:花壇、鉢植え、寄せ植え、切り花、グランドカバー
花言葉:スキャンダル、私の心を慰めて、思い出を懐かしむ、私を安心させて
通販店:楽天市場にあり
クリスマスローズ
2月下旬、自宅の庭
クリスマスローズの葉
2月上旬、植物園
クリスマスローズ(白)
2月上旬、植物園
横から見たクリスマスローズ
2月上旬、自宅の庭
クリスマスローズ(八重咲き)
3月下旬、自宅の庭
クリスマスローズの全体(八重咲き)
3月下旬、自宅の庭
クリスマスローズは15種類ほどかあります。ヨーロッパでは、クリスマス頃に花を咲かせるヘレボルス・ニゲルという種類をクリスマスローズと呼ばれているのですが、日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼ばれ、2月から3月頃に開花する種類が多いです。とても人気がある花で、最近から八重咲き種のクリスマスローズが出回っています。小さなポット苗を秋に植えつけると来シーズンの開花になる事が多いので、蕾のある苗や開花株を購入すると今シーズンに花を楽しめます。花持ちも1ヶ月以上と結構長く切り花にも利用できます。
クリスマスローズの育て方
場所
強い日差しを嫌い、冬は日当たりがよく夏は日陰になる落葉樹の下などを好みます。日差しの強くない10月から5月中頃は日光に当てて育てますが、その他の時期は強い日差しを避けた明るい所で育てます。
植え付け
秋から春に苗が売られているので、購入したら植えつけます。植え付け場所は夏の強い日差しを嫌い休眠気味になるので、落葉樹の下や午前中の日光が当たるような半日陰の涼しい場所に植えつけます。弱アルカリ土壌を好むので、植え付けの際には苦土石灰で酸度を中和して、腐葉土と牛糞などを混ぜ込んで植えつけます。ポット苗など根詰まりが酷いものは根鉢を軽く周りを崩して、根詰まりしていないものはそのまま植えつけます。
植え替え
2年を目安に、根詰まりしているようなら毎年でも植え替えます。クリスマスローズは根詰りしやすく、根詰まりすると生育が悪くなるので注意してください。時期は9月下旬から10月中旬頃に行います。用土は赤玉土(小粒)、腐葉土、鹿沼土(小粒)の等量など使用して、根鉢を3分の1程壊して二まわり大きな鉢に植え替えます。秋に購入したポット苗は根が詰まっていなければそのまま植えつけます。その他は
花の植え替えのページを参考にしてください。
水やり
鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えますが、クリスマスローズは夏の高温多湿を嫌うので、夏に水を与え過ぎると根腐れする事があるので注意してください。花壇では植え付け後1週間から2週間ぐらいは乾かさないように注意しますが、その後はあまり雨が降らないようなら与えるぐらいでかまいません。
肥料
開花前の9月下旬から11月頃と開花後に骨粉入りの固形油粕などを与えます。夏は休眠気味になって成長しないので与えません。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
増やし方
株分け
株が大きくなったら株分けで増やす事ができます。時期は植え替えと一緒に行えます。
花茎切り
花が終わったら花茎を切り取ります。