花と観葉植物(葉っぱの岬)

ガザニア

別名:クンショウギク(勲章菊)
学名:Gazania
科・属名:キク科・ガザニア属
原産地:南アフリカ原産
分類:多年草
寒さ:強い〜やや弱い
暑さ:やや弱い
草丈:20cm〜30cm
花径:4cm〜8cm
花色:白、黄色、橙色、ピンク、赤など
種まき:秋まき
発芽温度(18℃〜20℃)
箱まき、ポットまき
増やし方:株分け、挿し木
場所:日当たりを好む
用途:鉢植え、寄せ植え、花壇(暖地)、グランドカバー
花言葉:あなたを誇りに思う
通販店:楽天市場にあり

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ガザニア(白色)
10月下旬、近所

ガザニア(黄色)
4月下旬、自宅の庭

ガザニア(橙色)
5月中旬、自宅の庭

ガザニアのグランドカバー
5月上旬、自宅の庭

ガザニア(橙色)2
4月下旬、自宅の庭

ガザニア(紫)
4月下旬、自宅の庭

ガザニアは南アフリカ原産の鮮やかな花色をしています。大分市では道端などによく植えられており、日が暮れたり、曇った日には花が閉じる性質があります。品種改良によって、花が閉じない種類もあります。葉がシルバーリーフをした種類や斑入りもあるので、カラーリーフとして楽しめる品種もあります。夏は暑さで開花は鈍りますが、春と秋に花を咲かせ続けます。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花 開花
場所 日向 半日陰 日向
種まき 種まき
植え付け 苗の植え付け 苗の植え付け
植え替え 植え替え 植え替え
株分け 株分け 株分け
挿し木 挿し木 挿し木
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 控えめ 鉢土の表面が乾けば与える(過湿を嫌う) 控えめ

ガザニアの育て方

場所

日が暮れたり曇ったりすると花が閉じる性質があるので、日当たりのよい場所で育てます。夏の暑さにはやや弱いので、鉢植えでは午前中の弱い日光が当たるような涼しい半日陰で育てるとよいです。半耐寒性で冬の耐寒性は-3度ぐらいとあまり強くありませんが、暖地では庭植えで越冬します。鉢植えでは日当たりの良い軒下などで育てれば問題ありません。寒い地域では日当たりの良い凍らないような室内に入れるとよいと思います。

植え付け

春や秋に苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。用土は多湿に弱いので、花の培養土にパーライトを2割ぐらい混ぜて水はけをよくしたり、赤玉土(小粒)5、腐葉土3、パーライト2などに植えつけます。庭では日当たりのよい所に、水はけが悪いようなら腐葉土を、苦土石灰、元肥に牛糞などを混ぜて20cmから25cmぐらいの間隔で植えつけます。

水やり

鉢植えでは鉢土の表面が乾けば与えますが、夏や冬の生育はやや鈍るので、やや控えめに与えます。ガザニアは乾燥には強く、多湿には弱いので、水の与えすぎに注意してください。鉢植えでは梅雨の長雨を避けた軒下などに置いた方がよいと思います。庭では通常は与えなくてもかまいません。

肥料

鉢植えでは春の3月中旬頃から5月頃、秋の9月から10月頃に緩効性の化成肥料や液体肥料などを与えます。花壇では骨粉入りの固形油粕などを与えます。

植え替え

鉢植えでは2年に1回を目安に行います。時期は春の3月中旬から4月中頃、秋の10月頃に行えます。花壇でも数年するとよい花が咲かなくなるので、株分けを兼ねて植えなおします。その他は植え付けの項目と同じです。

増やし方

種まき

種まきで増やす事ができます。時期は秋の9月下旬から10月中旬頃に行います。方法は箱まきポットまきで行えばよいと思います。箱まきでは本葉が3、4枚出たらポットに仮植えして、根が回ったら定植します。

挿し木

ガザニアは挿し木で簡単に増やすことができます。長さ10cmぐらいの若い挿し穂を用意します。下の方の葉を2、3枚ちぎって、あれば発根促進剤をつけて、そこが用土に埋まるように挿します。しばらくは土を乾かさないよう明るい日陰で発根させ、根が回ったら定植します。時期は春の3月中旬から5月頃、秋の10月頃に行えます。その他は挿し木のページを参考にしてください。

3月下旬に挿し木

約 1ヶ月後に根が回って定植

株分け

根のついた茎を2、3芽づつ切り分けて増やします。時期は植え替えと一緒に行います。

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