別名:ノシュンギク(野春菊)、アズマギク(東菊)
学名:Miyamayomena savatieri
科・属名:キク科・ミヤマヨメナ属
原産地:日本
分類:多年草
寒さ:強い
暑さ:強い
草丈:15cm〜40cm
花径:2cm〜4cm
花色:紫、桃色、白
増やし方:株分け
場所:半日陰
用途:鉢植え、花壇
花言葉:しばしの憩い、尊い愛、別れ、別離の悲哀、また会う日まで
通販店:楽天市場にあり
ミヤコワスレは、キク科ミヤマヨメナ属の日本原産の多年草です。春から初夏にかけて清楚で上品な花を咲かせます。原種は紫色ですが、品種改良により桃色や白色、大輪の花を咲かせる園芸品種も流通しています。名前の由来は、承久の乱(1221年)で敗れて佐渡に配流された順徳天皇が、この花を見て都(京都)を忘れることができたという伝承にちなむもので、「都忘れ」という名が付けられました。育てる環境としては夏の直射日光や乾燥にやや弱く、半日陰で湿り気のある場所を好みます。条件が合えば比較的育てやすい植物です。
ミヤコワスレの育て方
育てるポイント
半日陰で風通しが良く適度な湿り気がある環境を好みます。強い日差しや乾燥に弱いため、特に夏の直射日光は避け、水はけの良い肥沃な土壌に植えると健康に育ちます。土を乾かし過ぎないように水やりし、肥料はあまり必要ありません。冬の乾燥にやや弱いため株元に枯れ葉や腐葉土などのマルチングをするとよいでしょう。

庭で越冬中のミヤコワスレ
(1月上旬) |
場所
午前中の穏やかな日光が当たるような半日陰の環境を好みます。強い日差しに弱いため、特に夏の直射日光は避けるようにしましょう。花壇では気に入った環境であれば群生して広がります。
水やり
やや乾燥を嫌うので、鉢土の表面が乾いてきたら与えます。庭植えでは基本的に自然の雨だけで十分ですが、長期間雨が降らず土が乾燥している場合に与えます。その他は
花の水やりを参考にしてください。
肥料
肥料をあまり必要としない丈夫な植物です。鉢植えの場合は、開花前(早春)と開花後(初夏)に緩効性の化成肥料を少量置き肥するだけで十分です。庭の花壇に植えている場合は、基本的に追加の肥料は不要ですが、痩せた土壌では春先に薄めの液体肥料を与えるとよいです。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
植え付け
春や秋に苗が出回る時期に入手して植え付けるのが適しています。鉢植えの場合は市販の花の培養土で問題ありませんが、自分で配合する場合は赤玉土(小粒)6:腐葉土3:ピートモス1ぐらいの割合で混ぜた用土が適しています。庭植えの場合は、午前中に日光が当たり、午後は日陰になるような半日陰や木漏れ日の入る場所を選びましょう。植え付け前に植える場所に完熟牛糞などの堆肥を混ぜ込み、水はけが悪い土壌の場合は腐葉土を追加して土壌改良すると生育が良くなります。植え付け後はしっかりと水を与え、根付くまでは乾燥させないように注意しましょう。
植え替え
鉢植えの場合は根詰まりを防ぐために毎年、庭植えの場合は株が混み合ってきたら2〜3年に1回程度を目安に行うとよいでしょう。特に株が大きくなって増え過ぎた場合は、株分けを兼ねて植え替えを行います。植え替えの適期は春の花後すぐか、または秋の涼しくなってからが適しています。
増やし方
株分け
株が充実してくると株分けによって増やすことができます。株分けは植え替えと同時に行うのが効率的で、春の開花後か秋の涼しくなった時期が適しています。株分けの方法は、古い株を掘り上げて根を傷めないように手で優しく分けるか、ナイフやスコップなどを使って分割するとよいです。分けた株は根が乾かないように速やかに植え付け、十分に水を与えてください。株分けはあまり小さく分けすぎないように注意しましょう。