学名:Hibiscus syriacus
科・属名:アオイ科・ムクゲ属
原産地:中国
分類:落葉小高木
寒さ:強い
暑さ:強い
樹高:3m〜4m
花径:7cm〜10cm
花色:白、桃色
増やし方:挿し木
場所:日当たりを好む
花芽分化:5月頃〜(新枝に着く)
用途:庭木、生垣(冬は落葉)
花言葉:繊細な美、信念
通販店:楽天市場にあり
ムクゲ
7月上旬、自宅の庭
ムクゲの全体
9月上旬、自宅の庭
ムクゲの八重咲き
8月上旬、植物園
ムクゲの全体(八重咲き)
7月下旬、植物園
ムクゲは初夏から秋にアオイ科らしいハイビスカスのような形の花を咲かせます。花は一日で枯れる一日花ですが、次から次へと夏の間花を咲かせ続けます。花は一重咲きの他に八重咲きもあり、よくアゲハチョウが蜜を吸っているのを見かけます。育てるのは伸び過ぎたら冬に切り戻すするぐらいであまり手間はかかりません。ムクゲは韓国の国花だそうです。
ムクゲの育て方
場所
日当たりを好むので、日当たりによい所で育てます。鉢植えは夏の強い西日をさけ、冬は霜の当たらない日当たりのよう軒下などで越冬させます。
水やり
鉢植えは鉢土の表面が白く乾けば与えます。夏はよく乾くので、毎日もしくは朝晩2回の水やりになります。冬は乾燥気味にして越冬させます。庭木では植え付け後2週間ぐらいし乾かさないよう注意しますが、その後はあまり雨が降らないようなら与るぐらいでかまいません。
植え付け
庭への植え付け時期は落葉期の11月〜12月頃、2月中旬から3月頃、苗木は5月頃まで行えます。植えつけ方は
花木の植え付け方を参考にしてください。
肥料
2月頃、6月頃、9月頃に骨粉入りの固形油粕などを与えればよいです。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
増やし方
挿し木
挿し木で増やすことができます。時期は新芽を吹く頃の3月から4月頃、梅雨の6月頃から秋の9月頃まで行えます。長さ10cmほどの挿し穂を用意して、一番下の節の葉を取り除き、20分ほど水揚げします。あれば発根促進剤をつけて鹿沼土や赤玉土(小粒)などに挿します。そのまま冬を日当たりがよい軒下のなどで越冬させ、翌年の3月頃に定植します。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
剪定
枝が伸びすぎたら適度な長さに剪定します。時期は落葉期の11月から3月頃に行います。花は春から伸びた新しい枝に下から上に向かって花を咲かせます。