別名:シキミア、ミヤマシキミ(深山樒)
学名:Skimmia japonica
科・属名:ミカン科・ミヤマシキミ属
原産地:日本、朝鮮半島、中国
分類:常緑低木
寒さ:強い(−5℃)
暑さ:強い
樹高:50cm〜100cm
花径:約 0.8cm
花色:白
蕾の色:赤、緑、桃色
場所:半日蔭
増やし方:挿し木、種まき
用途:庭木、鉢植え、切り花
花言葉:寛大、清純
通販店:楽天市場にあり
スキミア
12月下旬、自宅の鉢植え
スキミアの全体
12月下旬、自宅の鉢植え
スキミアの蕾
12月下旬、自宅の鉢植え
スキミアの花と蕾
2月上旬、自宅の鉢植え
スキミアの花
2月中旬、自宅の鉢植え
スキミアの花のアップ
2月中旬、自宅の鉢植え
スキミアは日本原産の常緑低木で、ヨーロッパで品種改良された種類がお店で売られている事があります。冬に丸くて小さな実のような蕾が沢山付き、冬のクリスマスシーズンなどに蕾の観賞用に出回る事があります。蕾の色は赤、緑、桃色などがあり、初春頃に小さな花を咲かせます。花は芳香があり、甘くてよい香りがします。雌雄異株で雌株だけに赤い実がなり、実の観賞用に売られているリーベシアナやテンプテイションという種類もあります。
スキミアの育て方
場所
強い日差しの当たらない明るい所を好みます。初夏から初秋の日差しの強い時期は明るい日陰、11月から3月の日差しの弱い時期は日当たりのよい所に、その他の時期は午前中の日光が当たるような半日蔭から明るい所で育てます。
植え付け
秋に苗が売られている事があります。鉢植えの用土は赤玉土7(小粒)、腐葉土3など水はけのよい用土に植え付けるとよいです。庭への植え付けは春の3月から4月頃、秋の9月中旬から10月頃に行うとよいと思います。夏の強い日差しの当たらない水はけのよい所に腐葉土などを混ぜ込んで植えつけます。
植え替え
鉢植えでは2年に1回を目安に植え替えます。用土は普通でかまいません。赤玉土7(小粒)、腐葉土3などの水はけのよい用土で植え替えます。時期は花後の4月頃に行うとよいです。
水やり
鉢植えでは年間を通じて鉢土の表面が乾いたら与えます。庭では植え付け後しばらく乾かしすぎないように注意しますが、その後はあまり雨が降らず乾き過ぎるようなら与えるぐらいでかまいません。
肥料
春の3月から4月頃、秋の9月から10月頃に緩効性の化成肥料や
骨粉入りの固形油粕などを与えるぐらいでかまいません。
増やし方
挿し木
挿し木で増やす事ができます。時期は春の4月から6月頃に行います。その他は
挿し木のページを参考にしてください。
種まき
実が熟したら種まきで増やす事もできます。時期は春の3月から4月頃に行うとよいと思います。雌雄異株なので、実が成るまで雌株か雄株か分かりません。
剪定
あまり大きくならならず、自然の樹形で楽しめるので特に剪定の必要はありません。もし邪魔な枝があれば、花後に不要な枝を剪定するぐらいでよいです。