別名:セルフィーユ
学名:Anthriscus cerefolium
科・属名:セリ科・シャク属
原産地:ヨーロッパ南東部〜西アジア
分類:一年草
寒さ:強い〜やや弱い
暑さ:花後に枯れる
開花時期:5月〜6月
収穫時期:3月〜6月、10月〜11月
草丈:30cm〜50cm
花径:約 4mm
花色:白
種まき:春まき、秋まき
発芽温度(15度〜20℃)
場所:日当たり〜半日陰を好む
用途:花壇、鉢植え、ハーブ(料理)
花言葉:正直、誠実
通販店:楽天市場にあり
チャービルの花
5月上旬、自宅の庭
チャービルの全体
5月上旬、自宅の庭
チャービルの花2
5月上旬、自宅の庭
チャービルの葉と花
5月上旬、自宅の庭
チャービルはフランス語でセルフィーユと呼ばれるハーブです。パセリの仲間で、香りと味はマイルドで「グルメのパセリ」とも呼ばれています。加熱すると香りがなくなるので、魚料理、肉料理、卵料理、サラダなどの風味付けや飾りにも利用されています。育てるのは半日陰を好み、明るい日陰の方が葉が柔らかくなります。種まきから短期間で収穫する事ができます。
チャービルの育て方
場所
強い日差しを避けた、午前中の日光が当たるような半日陰を好みます。冬の寒さにはあまり強くないので、鉢植えでは霜の当たらない軒下に、庭では霜よけしておきます。暑さには弱いので、花後には枯れてしまいます。
植え付け
春や秋に苗が売られている事があるので、入手したら植えつけます。根鉢を壊されるのを嫌うので、根鉢を壊さないよう、鉢植えでは65cmプランターでは5、6株を目安に、用土は普通でかまいません。庭では強い酸性土壌を嫌うので苦土石灰、水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで、20cmから30cmぐらいの間隔で植えつけます。
種まき
種まきから育てる事ができます。時期は春まき、暖地では秋まきも行えます。移植を嫌うので、
直まきするか
ポットまきします。ポットまきでは3粒ぐらい蒔き、元気なのを一つ残すように間引きして、根が回ってきたら根鉢を壊さないよう植えつけます。直まきではプランターなどに種を多めに蒔いて、生育の大きさに合わせて徐々に間引き収穫するとよいです。その他、植え付け用土などについては、植え付けの項目を参考にしてください。
水やり
やや湿った所を好みます。鉢植えでは鉢土の表面が乾いてきたら与えます。庭でも、雨が降らず乾き過ぎぎるようなら水やりします。
肥料
鉢植えでは春、秋に緩効性の化成肥料を置き肥して、葉色が悪くなりようなら液体肥料を追肥します。庭では元肥に牛糞などを混ぜ込んで植えつけ、葉色が悪くなるようなら化成肥料を追肥するとよいです。その他は
肥料の使い方を参考にしてください。
収穫
葉の高さが20cmから25cmぐらいになったら収穫の目安になります。短い葉は残すようにして、収穫時期を長くします。春の種まきでは早ければ1カ月ぐらいして収穫できますが、トウ(花茎)が立ってきたら、葉が固くなるので切り取ってしまいます。
支柱
トウ(花茎)を切らずに放置すると、5月から6月頃に花が咲きます。草丈が高くなって倒れやすいので、支柱で支えておくとよいです。