花と観葉植物(葉っぱの岬)

チャイニーズハット

別名:ホルムショルディア
学名:Holmskioldia
科・属名:シソ科・ホルムショルディア属
原産地:ヒマラヤ(サンギネア)、東南アジア〜アフリカ(テッテンシス)
分類:常緑低木
寒さ:弱い
暑さ:強い
開花時期:7月〜8月(テッテンシス)
11月〜12月(サンギネア)
樹高:3m〜10m
花径:2cm〜3cm
花色:ピンク、黄色、橙色
増やし方:挿し木
場所:日当たりを好む
用途:鉢植え
花言葉:かわいらしい、着飾る

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チャイニーズハット
7月中旬、自宅の鉢植え

チャイニーズハットのアップ
7月中旬、自宅の鉢植え

チャイニーズハット(ホルムショルディア・テッテンシス)
7月中旬、自宅の鉢植え

チャイニーズハット(ホルムショルディア・サンギネア)
12月中旬、植物園

ホルムショルディア・サンギネアのアップ
12月中旬、植物園

ホルムショルディア・サンギネアの葉
12月下旬、植物園

チャイニーズハットと呼ばれる種類は2種類あります。一つはホルムショルディア・サンギネア(Holmskioldia sanguinea)という種類で橙色や黄色い花を咲かせ、英名でチャイニーズハットと呼ばれています。もう一つは一つはホルムショルディア・テッテンシス(Holmskioldia tettensis)とい種類で桃色の花を咲かせ、こちらは英名でタヒチアンハットと呼ばれています。二つは花期が異なり、テッテンシスは夏の開花、サンギネアは秋から冬に開花します。花に見えるロート状の萼の先に花が咲き、萼の形が中国の帽子のように見えるのでこのような名前になったようです。ホルムスキオルディア属、ホルムショルディア属

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 テッテンシス サンギネア
場所 室内の日向(5℃以上) 日向 室内の日向
植え替え 植え替え
挿し木 挿し木
剪定 剪定
肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が乾けば与える 鉢土の表面が乾いてきたら与える 表面が乾けば

チャイニーズハットの育て方

場所

日当たりを好むので日当たりのよい所で育てます。冬の寒さには弱いので、冬は室内の日当たりがよく暖かい部屋で越冬させます。越冬温度はできれば15度以上あるとよいですが、5度以上でも葉が落ちて落葉して越冬します。

水やり

やや湿った所を好むので、鉢土の表面が乾いてきたら与えます。夏はよく乾くので乾かしすぎないように注意してください。冬は控え目に鉢土の表面が白く乾いてから与えます。

肥料

生育期の春から秋まで、緩効性の化成肥料を置き肥したり、液体肥料を与えます。その他は花の肥料を参考にしてください。

植え付け

苗が売られている事があるので、入手したら植え付けます。用土は良質な花の培養土に赤玉土を2割ぐらい混ぜて水はけをよくしたり、自分で作る場合は赤玉土7、腐葉土2、ピートモス1などに植え付けます。

植え替え

2年に1回、出来れば毎年植え替えた方がよいです。時期は春の4月頃に植え替えます。よく伸びるので、切り戻しを兼ねて一回り大きな鉢に植え替えるとよいです。
チャイニーズハットの植え替えと切り戻し(4月上旬)

植え替え前

切り戻し後

植え替え後
7月下旬

よく伸びる茎

増やし方

挿し木

挿し木で増やす事ができます。時期は梅雨の6月から8月頃までに行うのがよいと思います。2、3節の挿し穂を用意して、一番下の葉を取り、その節が用土に埋まるように挿します。その他は挿し木のページを参考にしてください。

切り戻し

植え替えと一緒に樹形の3分の1ほどを切り戻します。生育期はよく伸びるので、花が終わってきて高くなり過ぎたら、適度な長さに切り戻すとよいです。

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