花と観葉植物(葉っぱの岬)

リムナンテス


学名:Limnanthes douglasii
科・属名:リムナンテス科・リムナンテス属
原産地:アメリカ
分類:一年草
寒さ:強い
暑さ:暑さで枯れる
草丈:15cm〜20cm
花径:約 2cm
花色:黄色に白の覆輪、黄色
種まき:秋まき
発芽温度(15度〜20度)
箱まき、ポットまき
場所:日当たりを好む
用途:花壇、鉢植え
花言葉:愉快な気分

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リムナンテス
4月上旬、自宅の庭

リムナンテス2
4月下旬、自宅の庭(こぼれ種)

リムナンテスの全体
4月下旬、自宅の庭

リムナンテス3
4月下旬、自宅の庭

リムナンデスは暖地では秋蒔き一年草の草花です。花は株元からたくさんの枝を出して、黄色に白の覆輪の入った可愛い花を沢山咲かせ、花色が鮮やかで美しいです。こぼれ種でも花を咲かせ、秋に小さい発芽した芽を見つけては好きな所に移植しています。大きくなってからの移植は嫌うので、早めに見つけて行った方がよいです。他に覆輪の入らない、黄色い花を咲かせる種類もあります。

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作業カレンダー(暖地基準)
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
開花時期 開花
場所 日向 日向
種まき 種まき 仮植え 定植
植え付け 苗の植え付け 植え付け
肥料 肥料 肥料
鉢の水やり 鉢土の表面が表面が乾けば与える 表面が乾けば

リムナンテスの育て方

場所

日光を好むので日当たりのよい場所で育てます。寒さには比較的強く、暖地では秋に庭に植えて霜よけなしで越冬します。鉢植えは日当たりがよく、霜の当たらない所に置くとよいです。

水やり

水切れに弱く、過湿もあまり好まない植物です。花壇の場合はあまり雨が降らない日が続けば与えるぐらいでかまいません。鉢植えの場合は、鉢土の表面が白く乾いたら与えます。水切れするとすぐに萎えてしまい、萎えると葉茎が折れてしまう事があります。少しぐらい萎えても、水を早く与えればまた復活しますが、生育に影響するのでできるだけ避けたいものです。右は6号鉢に3株も植えてしまい、根詰まりして水切れしてしまうので、3月の下旬に根鉢を壊さずに一回り大きな鉢に植え替えました。水切れに弱いからと、いつも土が湿った状態では貧弱に育つので、水の与えすぎには注意してください。基本的に水切れさせないよう、鉢土の表面が白く乾いて与えれば大丈夫です。

水切れ(3月下旬)

植え付け

苗が売られている事があります。花壇では水はけが悪いようなら腐葉土を、元肥に牛糞などを混ぜ込んで、25cmぐらいの間隔で植え付けます。鉢植えの用土は花の培養土など普通でかまいません。自分で作る場合は赤玉土(小粒)6、腐葉土4ぐらい、水切れを嫌うので、あればバーミキュライトとピートモスを1割ずつ混ぜてもよいと思います。暖地では秋に植えつけて霜よけしなくても越冬しますが、寒い地域では冬は霜の当たらない日当たりのよい場所で管理して、春に定植した方が安全です。やや移植を嫌うので、ポット苗の根鉢はできるだけ壊さないように植え付けます。

秋に花壇へ定植(撮影は4月中旬)

種まき

種まきは箱まきポットまき行うとよいと思います。時期は秋の9月下旬から10月頃、種が隠れるように覆土して行います。箱まきでは本葉が3、4枚ぐらいになったらポットに仮植えして、根が回ってきたら25cmぐらいの間隔で定植します。やや移植を嫌うので、大きくなってからの移植は避け、植え付けの際は根を痛めないように植え付けます。こぼれダネで発芽する事があるので、見つけたら本葉が3、4枚ぐらいの小さい頃、好きな所に根を痛めないよう丁寧に移植すれば大丈夫です。植え付け用土などは植え付けの項目を参考にしてください。

種まき1ヶ月ほど(箱まき)

肥料

肥料はあまり多く必要ありません。花壇の場合は植え付けの際に元肥として牛糞などを、追肥として3月頃に即効性の化成肥料などを与えるぐらいでかまいません。鉢植えの場合は、秋から開花時期まで緩効性の化成肥料を置き肥するぐらいでかまいません。その他は肥料の使い方を参考にしてください。

花がら摘み

次々によい花を咲かせるために、こまめに花がらをつむとよいです。

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